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2017年04月07日01:03

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全国初、ゲイカップルが里親認定のインパクト

昨日はこのニュースが駆け巡りました。

さまざまな事情で実の親元で暮らせない子どもを一定期間、預かり育てる「養育里親」に、大阪市が、市内に住む男性のカップルを認定したというニュースです。

里親として子どもの養育に関わりたいと思っても、同性愛カップルは里親に実質的に認定されないとされてきました。今も東京都などでは、里親になるには原則として、異性の「配偶者」がいることを条件としています。

今回のニュースで上げられた大阪では、そのような認定条件は取り除かれていて、このゲイカップルも問題ないと認定されました。既に2月から子どもさんとのとの生活を始めているそうです。

多様な家族の姿があちこちで見られるようになれば、社会の意識も変わっていくでしょうね。
このゲイカップルも新たな切り開きの為に、よく踏み切ってくれたなと思います。

新たな価値観が提示されることによって、今までの家族像が壊される!と拒否感を持つ方々もいると思いますが、このゲイカップルの第一歩は、その方々に向けて意識的に大きな問いかけをしたニュースかもしれませんね。

家族をしていこうと挑戦する人たちを「否定」するということは、自分にも戻ってきてしまうこと。血縁であってもみんな試行錯誤しながら家族をしているのだと思います。
この新しい家族の挑戦を、みんなで応援していきたいものですよね。

子どもを簡単に作ることのできない同性愛カップルですが、社会的な役割として、子育てに関わっていけるなら、いろんな意味で良いだろうなと常々考えていました。

社会の理解のためにも、実際的に家族をしていく実績は大きく影響を広げていくと思われます。地域の中でも、学校の中でも、子育てを通じて交流がなされていくでしょう。

今回も「養育里親」といって、養子縁組を前提としたものではありません。
子どもの一時期を里親として支援する役割を引き受けてくれるというものですから、旧来の家族像を壊されると心配する方も、考え過ぎということになるでしょう。すでにこの日本社会には様々な形の家族が存在し、それぞれの幸せを目指して日々生活をしているはずです。

まあ、そんなことより、全国で4万5000人の子どもたちが親元で生活できない状況にあって、なんとその9割方もの子どもたちが施設で育てられているという実態があります。

この現状を、放置していて良い事はないはず。

このニュースをきっかけに、様々な立場の方が里親を考え、引き受ける人が増えるきっかけになるといいですよね。おひとりさまでも、大阪ではたくさん里親になっています。

愛媛でも、同性カップルが里親を希望できるはず。
制限は取り除かれていますから、愛媛でも思いつく人が出てきてもいいかもしれません。



(参考記事)

「全国初、同性カップルが里親認定」..その意義を聞いてみた
https://news.yahoo.co.jp/byline/yakushimika/20170406-00069609/

関西 NEWS WEB NHK大阪放送局
大阪市 同性カップルを里親認定
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20170406/5349441.html
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