切ない…20歳、30歳の旅行の比較

旅行は好きですか？
20歳の頃と言えば、ほとんどの人が学生だったのではないでしょうか。思い立ったらすぐ遊びに出歩き、時には道に迷ってもちょっとした探検のつもりでワクワクできるものです。
しかし、その10年後には社会人として安定し、人生でも目標があり、旅行だって行こうと思ってもすぐには行けず、しかも目的のある旅行でないとなかなか行動する気になれません。
では20歳の旅行と30歳の旅行、どこが違うのでしょうか。

1、 旅行する時間がなくなる

20歳の頃は時間にも余裕があり、学生ではあるけど学校は二の次にして、心のままに行きたいところに出掛けていた。30歳になると、仕事の都合で勝手に休むことはできず、旅行したくてもガラス越しに空を眺めては、目の前の仕事の山に取り掛かるのみ・・・

2、 旅行中の睡眠の質が気になる

20歳の頃はどこででも寝られるし、徹夜で遊んでても、あとで適当な場所で仮眠できれば問題なし。30歳になると、宿泊先でしっかり眠れるかどうかが最も重要になり、疲れすぎない事をいつも気にするようになる。

3、 その土地の人や歴史に興味が出てくる

20歳の頃は、人気のスポットに行って満足していた。30歳になると、行った先で出会った人と交流したり、その土地の歴史や背景を理解したくなってくる。

4、 宿泊先がグレードアップ

20歳の頃はお金がなく、多少のリスクや静けさを犠牲にしても、寝られる場所があればそれでオッケー。30歳になると、多少高くついても、安心と静けさが一番大事になる。

5、 スリルある旅から、のんびりした旅へ

20歳の頃はスリルが大好き。旅行に刺激を求める。30歳になると、スリルよりものんびり、ゆったりを重視。目的を決めて旅行し、余裕を持ったスケジュールを組むようになる。

6、 孤独な時間を大切にするようになる

20歳の頃は、旅行に行くと決まれば、誰といっしょでも一人でも特に気にならない。30歳になると、家族がいる人も多く、例え一人の時間でも家族のことが気になってしまう。また、一人の時間を貴重だと感じるようになる。

7、 一緒に旅行してくれる友人が見つからなくなる

20歳の頃は、一緒に行こうと声を掛ければ簡単に何人だって見つかったもの。しかし30歳になると、それぞれの仕事、生活があり、一緒に旅行どころか、カフェでのんびりおしゃべりできる友達でさえもなかなか見つからなくなってしまう。

いかがだったでしょうか。
学生と社会人とでは、当然ながら全く違うものです。
ですが、20歳にしろ30歳にしろ、旅行でかけがえのない思い出を作ることは、とても素敵な事ですよね。

（三立新聞網より）