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2016年12月29日13:46

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世界昔話「調理場のプーカ」

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昔々、アイルランドに城裕福な商人が住んでいました。あるとき彼は仕事で長い旅に出ることになりました。

主人が留守のあいだも召し使いたちは普段どおりに仕事をしていましたが、彼らをおびえさせる表情(あせり)表情(あせり)表情(あせり)ことが起こりました。

みんなが顔(寝)顔(寝)顔(寝)寝静まったあと、ドアドアがバタン衝撃と閉まる音やお皿がガチャガチャいう音が調理場のほうから聞こえてくるのです。


夜ある夜、召し使いたちは遅くまで寝ないで、この不思議な物音はおばけおばけおばけ幽霊の仕業ではないかと話しこんでいました。

下働きの少年少年は、その話を聞きながら、調理場のぬくもりの残るかまどの上で、うとうとと眠り込んでしまいました。

召し使いたちがみな顔(寝)顔(寝)顔(寝)寝にいってしまい、かまども冷えてきた頃でした。とつぜん調理場のドアドアが開き、馬←〔ロバ役〕ロバに似たプーカと呼ばれる妖精が入ってきました。

少年exclamation少年は驚きと恐怖で青ざめながら言いました。「僕を食べないで!」

プーカは少年をちらっと見ましたが、何ごともなかったかのように大鍋にたらーっ(汗)水を満たし、かまどの火でいい気分(温泉)お湯を沸かし始めました。

そして少年をつかんで、彼の目を目じっと見つめてから、かまどの下に降ろしました。

お湯が沸くと、さっそくプーカはお皿や調理道具レストランをぜんぶレストランあせあせ(飛び散る汗)洗って、棚の決まった場所にしまい、床を磨きぴかぴか(新しい)ました。

そして、少年の横に座って片耳をぴんと立て、にっと笑い、かまどの炎火を消して去っていきました。

少年はあっけに取られ、一体何があったのか理解できずに、ただそこにひとり残されていました。

日の出(山)次の朝、少年が仲間にプーカのことを話すと、ひとりの顔怠け者が言いました。

顔「そりゃいいや。片づけは馬プーカがやってくれるのなら、おれたちは働かなくてもいいってことだよな」

すると別の召し使いが言いました。うれしい顔「あんた、頭がいいね指でOK」こうしてその日、召し使いたちは調理場を汚れたままにしておきました。




つづくモンミるんるん






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