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2017年01月08日01:44

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緊☆縛事故を気にしていたら縄は楽しくない・・・って.

本題に入る前に、最近嬉しい事に「自分がよく行く(S☆Mバー・ハプバー)やサロン・縄会。所属しているS☆Mクラブでも緊縛事故講習会を開いて欲しい」というメッセージをいただくのですが・・・、私は店やサロン・会の主催者からお呼びいただいている立場なのです。

ご希望の場合は、お店は会の責任者とご相談下さいね。<(_ _)>


 では、本題に入ります。
   ↓
お陰様で、最近の緊☆縛事故に対する認識はかなり高まっていると喜んでいます。

でも、長年S☆Mや緊☆縛行為を極めて特殊な行為だと思って来た人が多いので仕方ないのかもしれませんが・・・、事故までも「特殊な事」だと思っている人が多くて戸惑ってしまいます。

今から100年前は車だって特殊な一部の人達が乗るものだったと思います。
ほんの数十年前までは、ゴルフもスキーも一部の金持ちの道楽だと思われていたと思います。

でも、車は交通事故が起きるし・ゴルフでもソケットしたりとんでもない所に球が飛んで人に当たってしまったり、スキーも足を折ってしまったり・・・、「事故」は有りましたよね。

人が何かすれば常に事故の可能性は有ります。

だから事故を防ぎ楽しむ為に「技術を磨いて来た」のです。

車なんて自動車教習や免許が有って・・・、だから、「緊☆縛も事故に注意して!」というのも当たり前な事だと思うのです。

まぁもし、緊☆縛に特殊性があるとすれば、緊☆縛が元々捕虜や罪人を拘束したり、収容所や牢獄等まで大人しくさせながら連れて行くためのモノだったり拷問に使われたという事。
その為、動けなくするために縄を当てる場所が身体の急所だったりテンションがきつ過ぎたりした事。
そして、吊る事で全体重を縄にあずけなくてはならないという事だと思うのです。

でも、この数年で緊☆縛技術レベルは飛躍的に進歩していて・・・、吊る技術なんて、20年前とは雲泥の差だと思います。

ただ、問題は、プロや緊縛を教える人を含め皆さん縛りの型の勉強はして来たけれど「人の身体の勉強があまり出来ていなかった事」だと思うのです。

でも、それも今は色々なプロが色々なチャレンジをしていて、数年後にはより安全性の高い緊☆縛技術が広まっていくと思っています。
私も、それまでは(もう暫くの間)、「緊☆縛事故講習会や、よりS☆Mや身体の事を知って貰う為の大人の保健体育(道具を使わないS☆M&S☆M技術を使った開発)講座」を続けようと思っています。

ただもう1つの問題は、習い覚えた技術をもっと進化させようとしないで&自分の技術の無さを棚に上げて・・・、「安全を考えていたら縛れない&楽しくない」という人達を野放しにしている事なのです。

プロのドライバーは、猛スピードでも事故しない様にテクニックを磨いて記録を出しているでしょ。事故したら、怪我や死亡するだけでなく彼らに一番大切な「記録&勝負」になりませんからね。

緊☆縛の世界でも、プロの緊縛師もプロの受け手もギリギリの所で勝負してより良いモノを作る為に努力しているのです。
だから、より技術を磨かなくてはいけないのです。
でも、プロは「事故を恐れていては良いものは出来ない」とは言うけれど、「事故を恐れていては楽しくない」とは言わないのですよ。
これらは似た言葉ですが、内容は全く違うのです。

Sという性的嗜好は、100%開放してしまえば相手を殺めてしまう可能性も有ります。

だから、自分自身とせめぎ合いながら、ある一定の所で安全性を担保しながら楽しんだり方向性を変えて楽しむ・・・それも技術なのです。

もし、貴女の周りに「緊☆縛は事故を気にしていたら楽しくない」とか「事故を気にしたら緊☆縛にならない」などというSが居たらくれぐれもご注意下さい。

では、今年もパートナーを慈しみつつ、素敵なS☆Mライフをお過ごし下さいね。(^^)/



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