mixiユーザー(id:6002189)

2016年11月07日15:04

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ドローン攻撃

オバマ大統領はイラクとアフガニスタンからの地上部隊の削減を進める一方で、ドローン(無人機)を使った、イスラムテロ組織の指導者に対する、個別殺害作戦を強化した。ドローンによる攻撃では、民間人が巻き添えになる被害も続出。いわゆるcollateral damage(付随的被害)である。

英国映画「Eye in the sky」は、このドローン攻撃の倫理的な問題点を鋭く批判した秀作だ。米国で全く同じ主題を扱った「Good Kill」に比べると、脚本がはるかに良くできており、一種の反戦映画になっている。米国とは一味違う、英国のセンスが感じられる。軍事問題や、米国の「隠れた戦争」に関心のある人には、必見の映画だ。
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