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2016年10月02日01:39

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多層性のバランス

いじめについて、自分には今、4つの立場がある。

1.スクールカウンセラーの立場
毎日色々な学校に勤務する中で、いじめにアンテナを張る。
自分で発見したり、児童生徒・保護者・教職員から聞いたり。
発見後の対処はもちろん、予防にも力を入れる。
具体的には児童への授業、行動観察、保護者向け講演会、教職員向け研修会など。
児童生徒・保護者・教職員との相談や雑談も予防につながる。
予防の意識を持ち続ける。

2.いじめられた経験者の立場
世の中無数にいじめがあるのだから、いじめられたことにこだわらず、
その経験を活かして行く。
自分の経験に溺れない程度に、いじめに関する考えを持つ。
自分が被害的な意識を持った時に、それを自覚して見直す。

3.いじめた経験者の立場
自分が意識していないこと、忘れていることの中で、おそらく無数にいじめた経験がある。
それは今はそっとしておくしかないが、今後人を傷つけないように気をつける。

4.親の立場
1歳の娘、12月に産まれる息子が、今後いじめる側にも
いじめられる側にもなる可能性がある。
それを完全に防ぐことはできないが、家庭でも家庭外でも
望ましい人間関係を築くようにする。
家庭ではほめ合ったり感謝し合ったりし、家庭外では子どもと出かける時は
できるだけ他人に挨拶したりする。
それでもいじめる側、いじめられる側になったら、その時に考えるしかないが、
なるべく自分の力で乗り越えられるように支える。


■いじめ受け小6女児入院=心身症で、同学年女児から―滋賀
(時事通信社 - 10月01日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4220497
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