魔法の葉っぱ

残暑が厳しい中、声枯れがひどくなって来たので耳鼻科に行って来た。
帰りはトンボ畑に寄りたかったけれど、小雨なので仕方なくテクテクと直帰。

八月のトンボ畑。
今、私が植えてあるのは、ローゼル・クワンソウ・へチマ・イチョウイモ（大和芋）

ローゼルは今年も順調だが、見渡せば草だらけ。
特にまだ小さな苗の「クワンソウ」は、とうの昔に雑草に負けて姿は見えず。

一方、遅くに植えた「ヘチマ」は、肥料不足で気の毒なほどひょろひょろのツル。
それでも、（オーナーが教えてくれた）雄花を見たら、可愛い超ミニの実が出来ていた。
が、さしずめ、おもちゃヘチマとなりそうな予感 !!

また、去年と場所を替えて植えた「イチョウイモ」は、今年も順調。
今年も一番の期待株だ。

思えば・・・
この芋は、輪島や横浜・宇都宮時代、晩秋に送られきた小包みの中に、いつも入っていた野菜。

今は亡き父も母も、こんなにも美しく旺盛な緑の葉の景色を眺めながら、丹精込めて作ってくれ
ていたのかと想うと、鮮やかさがいっそう心に沁みて、まるで両親と一緒に眺めているかのよう
な錯覚に・・・

　　　　　　　　

今ではﾈ。
すっかり、私の心を癒してくれる魔法の葉っぱさんになりました。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イチョウイモ　ヘチマ　　ローゼル