梅雨明けの好天を狙って奥会津の山をトレッキングしました。
きっかけは福島県が配った地元の山々の山歩きパンフ。先の西吾妻山登山もこの本が端緒。大子からも近いので、今回は駒止湿原の花、恵みの森で沢歩き、標高２千ｍ田代山登山を予定しました。
最初に着いた駒止湿原は水害で道路決壊していて通行不能。情報蒐集漏れでした。止む無く道の駅で教わった近くの宮床湿原に変更。規模が小さくてグルッと一周に２時間。残念ながら花は少なめ。
続いて恵みの森の沢歩き。只見町国道２８９号から布沢川に沿って３０分。行き止まりが登山口。早速持参の長靴に履き替えて沢沿いに山道を３０分。何度も沢を渡った下の滝からが沢歩き本番。
清流が大きな岩肌を覆うように流れて目にも涼しげ。水量は靴底が隠れる程度。川底はフラットな一枚岩で延々２キロも続きます。付近一帯は巨木が林立するブナの原生林。白い樹幹が目立ちます。
清流をバシャバシャと踏みつける様に歩きます。岩の表面は削られて平滑で小石も無いので、山道よりも歩くのに楽チン。夏休み子供連れなら大喜びできそう。やがて巨岩が頭上にせり出すデコ岩に。
ここから更に上流の中滝を目指したものの、遠くで雷鳴が聞こえ夕暮れも近くなり、残念ながらここでUターン。途中誰にも会わない２時間の沢歩きを終え、近くの温泉ホテル「湯ら里」に投宿しました。
翌朝は木賊温泉や湯の花温泉を見た後、田代山に向かいました。ここも頂上湿原の草花が有名な山。登山口で下山者から情報を仕入れ、登ること半分。ところが急に雲行きが怪しくなってきたのです。
雨がパラパラし始めたら、急に大粒の雨がザーザー降り。急遽下山に転じましたが、車に戻る迄の４０分間濡れ続け、下着もビショビショ。簡単な雨具が失敗の元。とんだ梅雨明け山歩きとなりました。
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