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VRDSを初めて搭載しDACはMOS、非常に熱くなるのでビックリしました。。完全受注生産でした。
当時CDと言えばSONY、DENONが圧倒的に強くTEACが高級品、売れるの?という巷の予想通り全く売れませんでした。
オーディオ誌の評判も良くないし…。
しかしちゃんと聴くとこのCDプレーヤーがいかに正確な音を出そうと努力したか?他のメーカーはトランスポートで音が変わるなんて真剣に考えて無かった時代にデッキメーカーらしく回転の正確さに焦点を当てる事の重要さに気づかせてくれたある意味エポックメーキングな機種です。
音は"ド"真面目な高揚感に欠ける音で初期VRDSの特徴かな?と思ってます。
P-500以降はグッと良くなって来ました。
エピソードを一つ、どちらに付いていたか忘れましたがエソテリックの高級セパレートを買うと付属にバンデンハルのデジタルケーブルが付いていて当時としては音が良かった。メーカーに部品として売ってくれない?と聞いたら3万円との回答でした。流石TEACです。ケーブルの重要性に気付いていたんですね。
http://blogs.yahoo.co.jp/colkabe/20918314.html
以後自分はアキュフェーズに浮気したり、フィリップスの初代メカに浮気したものの、結局TEACはエソテリックと名前を変えてトランスポートはP-0を経て、再びP1に。ただしグランディオーソと名付けられてSACDもかかるメカに。
入り口に正確無比なプレーヤーを宛がい、色気、遊び 緩さらはアンプ スピーカーで後からいくらでも調整出来るという発想は20年変わりません。
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