疑似科学は「信仰」

この世には「世の中はこんなふうに出来てたらいいな」と思う人がいるわけなのです。

「あの世」だか「上位階層」だか、なんだかが有って、そちらの世界は完璧で、そうでない我々の世界は不完全で、それは「あるパーツが足りてないから」だと思っていたい人がいるわけなのです。

たったひとつのその「パーツ」さえ揃えば、すべてがうまく行く。
なんでもそういう話にしちゃう。そうでなくてはならない。きっとそうなのよ。そう考えていたいんです。

水素水も、その前のアルカリイオン水も、なんとか還元水も、みんな同じ。
「これさえあれば」そう考えたことは変わりない。

クロレラも、紅茶キノコも、にんにく卵黄も、ビリーズブートキャンプも、ワインのポリフェノールも、なにもかも同じ。

「欠けてるパーツさえ付け足せば、不完全なコレが完全になる」まずそう思ったことには変わりない。

それは私達がもつ根源的な弱点。
暗闇を怖がる子供と同じ。虫に怯える子供と同じ。
そういう子供に「あ、虫だ」と言うだけで、思い通りに怯えさせられるのと同じように、

「これさえあれば」

の一言は、私達を意のままにできちゃう、暗示なんですよ。

これは催眠術のほんとのノウハウの1つ。
誰にでも、ではなく「一人の人の、ある時期に、必ず通用するトリック」
だから、いつまで経っても無くならない。

ちょっと気に入らないのは、この術を大企業も使うことかなっと（笑）


… そろそろちょいと伝法な言い方させてもらおーかあ？

サプリとかポリフェノールとか水素水とか、えーかげんにせえよ悪徳商人ども！
それ効き目がないの一番わかってんのオメー自身だろが、このうそつき！
「効能が有る」なら、薬事法に基づいて表記しなくちゃなんねーんだよ。
養命酒が薬局でも売ってるように、ちゃんとしてたらそれは「薬」なのさ。
この商法を使いだしたのには、黒幕に「マジシャンがいる」のはわかってんだよ。定期的にこれが起きるのは、オメーらがマジシャンを囲ってるからだろ。
こんなもんが話題に登るその前に、まず「カネで雇った学者」がいるよね。そいつが「学会で発表」するんだよね。発表するだけなら出来るもの。たとえその発表の場たる学会で「あほ、ぼけ、ふざけんな」と返されたとしても、発表する事はできるもんな。
んでそれを利用するんだよな。「学会で発表されました」その一行目だけを利用するために。そこだけを広告に使うんだろ。

あ、気力なくなった（笑）
スマホで書くのは疲れるわ（笑）
自分のブログで長々やろっと


■話題の「水素水」　かつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった…
(産経新聞 - 05月14日 15:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3992108