天狗のご飯が美味しいのは

　今日はチラシ配布の仕事であった。
　ところが朝食べた量が少なかったせいだろうか、仕事を初めて一時間くらいでお腹が減り始めた。
　だから、声を出すことも動きの方もテキパキとすることができず、休憩近くになると立っているのがつらい状況であった。

　休憩になったら一目散で作業を一旦停止した。
　そして、食べる店を探すのであった。それも安い値段でたくさん食べられる所をである。
　街の中を少し歩いていると、居酒屋のテングを見つけたのであった。
　そういえば、さくら水産のランチにハマる前は、テングのランチにハマっていたのを思い出した。
　それを思い出したからか、久しぶりにテングのランチを食べることにした。

　テングはごはんとみそ汁がおかわりし放題であった。
　だから、唐揚げ定食を頼み、ご飯も三杯くらいおかわりした。
　それはお腹がすいていたという理由だけではなかった。
　なぜか、テングの唐揚げとご飯が合っていて、とても美味しいのである。それが食欲をそそり何度もご飯を食べたくなったのである。
　これはご飯がいいのだろうか？　それとも唐揚げの味がいいからだろうか？
　何にしろ、さくら水産以外でランチでいい店を見つけたというのが感想である。


　仕事を終えて家に帰る。
　一日、気温は高く、体は外気を吸収したせいか、とても温かい。
　そして、夜だが、この時も温かい気温であった。
　下着姿でいて窓を開けても涼しいくらいである。
　春のピークとなり夏に向かっているのを感じるのであった。