おそ松さんオンリー

“おそ松さん”オンリーイベントなるものに行って来たのですよ。
私、生まれて初めて、２次元の薄い本のオンリーイベントに行きました！スゲエ！こんな年になっても初めってってあるんですね。
何で行ったかって言えば、だって、これ、赤塚不二夫なんですよ。元は。赤塚不二夫作品なんですよ。赤塚作品『おそ松くん』の２次創作と謂えど、元は赤塚作品じゃないですか。赤塚不二夫の作品でオンリーイベントが開かれるなんて、今後、そうそうあるもんじゃないと思うんですよ。
だったら、行っておかないと！と思ったんですよ。
シャー□ック・ホー△ズのオンリーイベントが開かれた時と同じくらいの衝撃ですよ、私にとっては。ホー△ズの方は「ここは日本ですよね？」という驚きでしたが、今回は「今は平成ですよね？」という驚きでした。

前回オンリーをやった時、「スゲエ人が一杯で本が見えない。」　「完売ばかりで本が買えない。」　「人が多すぎて人に挟まれて体が浮く。」などとツイッターで見たので、行く前日にビビリ倒し、思わず、筋少の『タチムカウ−狂い咲く人間の証明−』と『戦え！何を！？人生を！』を聴きまくった上、本日、脳内でその歌を流しながら現場に向かったと言う。脳内に流れる♪おーら　ふざけんじゃねえぞ、タチムカウ〜の大槻氏ボイス。♪かかってきなさい〜　どうってことねえよ〜（ここを脳内でリピート）

で、そんなビビリまくって行ったのですが、結果、大丈夫でした。
前回ＴＲＣでやったんですが、今回ビックサイトだったんですよ。それが良かったみたい。ツイッターでも言ってる人がいたのだが、ＴＲＣだと狭かったんだよ。今回ビックサイトなので、広々していて、人はいたけど、そこまで混雑を感じませんでした。

で、結論。推し松やら、特定ＣＰがいないと、こんなに大変なモノなんですね！
私、『おそ松さん』に関して誰が好きってのがありません。推し松は？と訊かれて「松原秀（シリーズ構成してた人。元ナイナイのＡＮＮハガキ職人）」と答えてしまうような人です。
そうなるとですね、自ずと、目的が全サークルになるんですよ。推しがないから。地雷もないので、何でも読める。唯一推しっぽい・・というか、原作からず〜〜〜〜〜っと好きなのが、イヤミなんだけど、いやぁ、ないね。イヤミの本ってないね。何でないんだろう？不思議なくらいなかったよ。

で、結果、私がとった行動は端から端まで全部歩く・・・でした。それでも３回歩いたよ。512サークルあったらしいのだが・・・。
広いね！ビックサイト。西２ホールの一角でも、凄く広いのね。それを全館借り切る『コミケ』はどんだけ頭オカシイんだ・・と再確認しながら、全部歩いたよ、３回（大事なコトなので、２回言いました）。
同時開催で、ジョジョとかもやっていて、そっちも見たかったけれど、そんな余裕は微塵もなかったですよ。

で、とりあえず何か自分で分かったコト。私は、６つ子では、チョロ松とおそ松が好きっぽい。（でもＣＰかと言うと、そんなコトでもないらしい）　トト子ちゃんが好き（うん。コレは何となく分かってた）。でも、全部のキャラが平等に出ている物が１番好きっぽい。・・・・でした。
イヤミは別格で好きなんだけどね。でも、本がねえんだよ〜ん。新たに自分で趣味が分かりました。

場内で、ＳＩＸ　ＳＡＭＥ　ＦＡＣＥがかかったりしているのに、私の脳内では、前日からかけちゃった、タチムカウと、戦え！何を！？人生を！が流れ続けておりました。「おそ松さんで、この曲は申し訳ねえなぁ〜・・」と思ったら、筋少のライブで、ポリープの為、声が上手く出せない大槻氏が、オーディエンスにテレパシーで、自分が『おそ松さん』で何松推しかを飛ばしていた・・（観客に当てさせようとしたらしい）という話を訊き、何となく「あぁ、こんなところで繋がるのね・・・。」とも思いました。

大槻氏の推し松何だったんだろう？全キャラだったら、イヤミだと信じて疑わないのだが、推し松だから、６つ子から選んだんだよなぁ。ちょっと気になる。

最近の薄い本イベントはオシャレですね。ラテアートのお店とか出展されてました。オマケにコースター（６つ子の）が貰えるらしかった。色々アイディア出すんですね。

とりあえず、一松とカラ松が凄い人気なんだな・・・ってのも分かった。
怖がらずに何でも飛び込むと、色々分かるコトってあるんですねぇ。あぁ初体験。