マラソンシーズン終了

テレビ中継される駅伝やマラソンの大きな大会、昨日の名古屋女子で今季も終了。
昨日の大会は、オリンピック代表が決まるということでも注目されていたが、それを関係なしにしても、日本人トップ争いがラスト勝負になって面白かった。

小原が田中に追いついたときは、天満屋の選手がオリンピックに出続ける神話がまだ続くか？と思ったが、最後は及ばなかった。
テレビ画面からでも分かる、足の全ての力を使い切ってのラストスパート、小原のすごい根性を見た気がした。
田中の方は、まだもうちょっと余裕があったかな。

試合前は野口も注目されていたが、本人は優勝争いに絡めないことは百も承知だったんだろうな。
それでも「無理です」なんて言えないだろうし。
もう終わっていたとは思っていたものの、完全に彼女の時代の終わりを実感した。

昔はハーフマラソンの女王と言われていて、フルマラソンへの移行も成功。
ちょっとビッグマウスな感じもあったから当時はあまり好きな選手じゃなかったが、貧しい生い立ちを知って一気に見方が変わってしまった。
金メダルを取ったときのアテネオリンピックのときのずっと等間隔でヌデレバに追いかけられる手に汗を握るようなあのレースは忘れられない。

今季のレースも見納め。
最後がなかなか面白いものとなってくれたのが良かった。




■１秒差で涙の小原「１万でリオ目指す」　女子マラソン
(朝日新聞デジタル - 03月13日 19:07)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3896322