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2016年02月07日19:37

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2016.01.23凍える香港1日目その8

アップルホステルに帰ってきた。
ホットシャワーで冷えた体を温める。香港ではいつも汗を流すためにシャワーを使うのだが、今回は体を温めるためだ・キモチイイ！

シャワーを浴びた後は中間道からバスに乗って尖沙咀碼頭に。

　　■寒いけど、この景色は見ないといけない。

普段ならこの後、尖沙咀碼頭からバスで移動するのだが、今回はちょっと歩いてみた。

　　■1881Heritage。

100年以上の歴史を持つ香港警隊前水警総部と旧九龍消防局をホテルとショッピングモールにリニューアルした複合施設だ。

　　■コロニアル建築の前水警総部。

ホテルやレストラン、高級ブティック等が入っている。

はっきり言って、まっきーは全く興味がない！

ちょろっと写真だけ撮って、中間道のバス停に向かう。
2番のバスがちょうど出て行ってしまい、次に来た1番のバスに乗る。
文明里でバスを降りて散歩してみる。

　　■文明里から始まる廟街のナイトマーケット。

　　■天后廟の近くには占いの屋台が数多く出ている。

日本語のできる占い師もいるとか。
占いの屋台の対面では路上カラオケBOX（ビニールシートで囲まれているだけなのでBOXではないが）があり、大きな音響が響いている。
薄暗い道を進むと、

　　■大門があり、

　　■そこから先に、さらに屋台が続いている。

そこから、さらに、長い長い露天街が続き、人はここにも溢れていた。
その人々の流れに身を委ねながら、私は激しく興奮していた。なぜ自分がこんなに熱くなっているのかわからない。しかし、とにかく、これが香港なのだ。今まで私がうろつき廻っていた場所などは、ここに比べれば葬儀場のようなものでしかなかった。これが香港なのだ、これが香港なのだ・・・
そこが廟街という土地であることは、宿に帰って地図で確かめて知った。

沢木耕太郎著　深夜特急より

　　■で、堂泰海鮮菜館に到着。

いつもいっぱいの堂泰海鮮菜館だが、こんだけ寒いと、いつもと比べて空いてはいる。アレックスはダウンを着て仕事していたし・笑

　　■寒いけど、海珠啤酒。

　　■こんなメニューができていた。

寒いからではなく常設のメニューのようだ。
ただ、メニューを見ると、20HK$だった海珠啤酒が25HK$に、料理は8HK$ずつ値上げしていた・・・

おばちゃあんを呼んでオーダーする。

「さんちゃうぱいごー。」

「生炒排骨　Ok.」

「うーだんあうよっぼうざいふぁん。」

「うーだんあうよっ・・・？？？」

う～ん、通じないか。しょうがない指差しオーダーだ。「ぼうざいふぁん」と言いながらメニューを探そうとすると、

「煲仔飯！　Ok.Ok.」

なんとか通じたようだ。

　　■生炒排骨。

スブタだ。
それにしても、

やっぱり屋台は寒い・・・涙

そんななか、2本目の海珠啤酒を頼んだりするのだが。

　　■窩蛋牛肉煲仔飯登場。

煲仔飯とは冬の香港の定番。香港風釜飯のことである。
煲仔飯には色々な具を載せたものがあり、カエルなんかの日本人だと、ちょっと・・・ってのもあるので、窩蛋牛肉煲仔飯（牛ミンチ肉と玉子）や北菇雞煲仔飯（椎茸と鶏肉）が無難であろう。
煲仔飯の食べ方だが、

　　■蓋を開ける。

　　■タレをかける。

　　■蓋をして、しばらく蒸らす。

　　■適当な頃合で蓋を開ける。

　　■ガシガシかき混ぜてから食べる。

寒い中の煲仔飯は最高だが、

今夜は寒すぎる！特に屋台では・・・涙

そろそろ撤退しよう。

「しうぜぃ　まいたん。」
（お姉ちゃん。おあいそして。」

「やっばっばっさっぷろっまん。」

マイタンは186HK$だった。

帰りにデザートを求めて、

　　■義順牛奶公司に。

レジのおかっぱのおばちゃんに、

「はんがい。」
（行街：お持ち帰りの意味）

と、言ったところ、

「ハハハ。」

と笑われる。
これには伏線があって、前回に「はんがい」と言ったときに声調が違って、このおばちゃんに「行街」と言いなおされたのだ。
多分、おばちゃんはそれを覚えていたのだろう。今回はできたねって感じで笑われたのだ。

「ギュニュウプリン？」

「イエス　ホット。」

マイタンは32HK$。