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2016年02月01日20:17

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「綺麗な世界」。

■甘利氏会見と食い違い、「告発者」が証言 現金授受問題
(朝日新聞デジタル - 01月31日 22:27)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3830112

まー、後は特捜の仕事でしょ。
野党は告発者とやらを国会に証人喚問でも
すれば面白いが、恐らく実現はしない
でしょ。

で、だ。

事の是非は置いといて。

面白い時代の転換点かもな、これ、
と思う。
「裏金」の裏金たる所以は、その隠匿性に
ある。帳簿に書けない、記録出来ない金だから
受け取る方はポッケにナイナイ出来るし、
出す方はロンダリングなどに活用出来る。

だが、今回のように記録が証拠(ま、出せる
か否かは不明だがね)となると、これ
以降の「裏金シーン(笑)」は、双方が
ガッツリ記録し合い、証拠を握り合う
事となる。

密室で公正で透明な取り引きが為される
訳だ。

そして、記録されたモノは必ず漏れる。

今後、特別に便宜を図って貰いたい者、
私腹を肥やしたい者、それぞれが
息苦しい思いをし始めるのだ。

また少し、世界は綺麗になるのかも
知れない。

数十年前のディストピアSF小説で
描かれた国民監視社会は、国家が
国民を監視していたが、それが
実現する遥か手前で、国民同士が
監視し合う社会が到来した。
そして、それは全く悪い事では無い。

だからこそ、この甘利の一件は
面白かったのだ。

今後、恐らくは政治家に会いにくい社会と
なって行くと個人的に考える。
無慮無数の人間と会い、握手をし、
写真に収まる事が政治家にとってマイナスに
しかならない世界となって行くのだ。
小金と醜聞を計りに掛けて、醜聞を
避けた方が政治家にはメリットのある
社会という事。

それもまた、ある種の「綺麗な世界」
なのだろう。


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