沖縄旅一日目はこちら→
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沖縄旅二日目は曇天。
ここのホテルに込々で付いている朝ご飯のクオリティーの高さに驚いたところから二日目は始まります。(撮影すればよかった・・・。)ご飯とみそ汁にアジの開き、卵焼き、海苔、納豆など計9品目でご飯お替り自由はすごいです。今日は和食にしたけど明日も楽しみです。
まずはNHKのドキュメント72時間に出ていた昔ながらのアメリカンなドライブインを目指します。
http://www.nhk.or.jp/program/72hours/2015.html
場所は恩納村(おんなそん)で沖縄本島の真ん中あたりになります。
そうそう!どこの県でも運転していると必ずするのが、その地域のFMを聴くこと!
方言やイントネーション、地域性などが道中にて楽しめるのでおススメです。
運転一時間ほどで海沿いのレトロな外観のドライブインが見えてきました。
窓際に席をとると曇天ながら眺めがいいですね〜。
店内はチェックのテーブルクロスや置物がレトロです。
注文はテレビで人気だったシーサイドサンド(480円)とよくテイクアウトされていたコショーを入れるホームメイドスープ(200円)。
ボリュームあるサンドイッチに評判通りの美味しさのスープで満足した後のここからはグスク巡りと参ります。
読谷村(よみたんそん)の座喜味城から口火を切るとします。
名将・護佐丸(ごさまる)によって築城された戦国時代の要塞として最高傑作といわれ、戦火を逃れたため保存の良い状態で残されています。
入城無料。座喜味城跡の城門まで琉球松の林が続きます。
座喜味城の特徴は、城壁が直線ではなく曲がりくねっており、敵を袋小路に追い込むための「武者隠し」など、徹底的に戦に備えた強固な軍事要塞となっていることです。
そんな要塞的な城の勉強からか自衛隊の方々がちょうど訪れてました。
石垣の上に登ると眺めがいいですが、「いったらいかん!」みたいなことを方言で書いているのが微笑ましかったです。
次はうるま市の勝連城。
阿麻和利(あまわり)が居城した城で沖縄の城の中でも最も古く、12世紀頃と伝えられています。
看板案内にてに入ると駐車場と観光案内所の建物が見えます。ここも入城は無料。
保存修理工事を行っているとのこと。下から見ると結構、登らねばならないようです。
なだらかな城壁のシルエットが美しいです。
城の上に向かう道は木の階段が設置されてますが、石だけの急な場所もあるので注意です。
ここも眺めは最高!
降りるとき反対を見ると駐車場と観光案内所が小さくなって見えます。
祭壇の跡などもあって傍らに冬でも咲くハイビスカスが沖縄らしいと思いました。
3つ目の城の中城に向かう前に沖縄市コザ周辺のアーケードを巡ってみたいと思います。
一番街商店街。田の字状にアーケードが広がっていて、それぞれにフルーツの名前がついてます。
ミカン通りからメロン通りを抜けますが、活気ないですね・・・。
先はパルミラ通りでアーケードはありません。チープでユニークな戦隊物の壁画が何だか物悲しいです。
アーケードに戻ってレモン通り。
さらにイチゴ通り。全体的に服屋さんが残っていますが、壊滅状態ですね!
汚水ホールにはエイサーのまち沖縄市とあります。
一つ南側に並行して伸びるサンシティ商店街。
あとコザ銀天街アーケードがちょっと離れてあるようですが、時間の関係で断念しました。
北中城村の中城城。
14世紀後半頃に先中城按司(さちなかぐずくあじ)が数世代に渡って主要部分を築き上げ、1440年に読谷の座喜味城から移ってきた護佐丸盛春によって、三の郭、北の郭が増築されて現在の形に完成したとのこと。
今回訪れた二つの城と比べても太平洋戦争の被害が少なく、グスクの石積みが良好に残った城だと言われています。
ちなみに沖縄の石垣は主に琉球石灰岩の切石で積まれており、1853年に来島した黒船のペリー提督も絶賛したといいます。
よってここは入城有料で400円。
一の郭北東城壁が見えてきました。
ここは最も近代的な石垣の積み方で布積み(豆腐積み)呼ばれ、整ったいでたち。
二の郭。
三の郭、あいかた積み(亀甲乱れ積み)。
最も古い遺構の南の郭は野面積みでした。
ついでに中城城から1キロ圏内にある沖縄住居建築を残す中村家住宅に寄ります。
ここは重文で280年前の建築。
売店で500円を払って入ります。
屋根のシーサーが目立ちますが、鬼瓦のような迫力がありますね〜。
床の間に中庭。
仏間に台所。
メーヌヤー(家畜小屋兼納屋)とフール(豚小屋)。
こうして見ると中は古き良き日本建築の間取りを踏襲しているように感じます。
見学が終わって売店に戻るとお茶と黒糖ゼリーでおもてなしをしてくれました。さらに黒糖そのものもパクリ(笑)
素朴な甘さに疲れが取れました。
最後は那覇市まで戻って前回、改装中で実物を見ることができなかった首里城の守礼門をリベンジして・・・
〆に夕食として沖縄そばの名店「元祖大東ソバ」にて・・・
看板の大東ソバと大東寿司のセット(1000円)を食べた所で沖縄二日目を終了とします。
木灰と海水を練り込んで作るっているという太く縮れた麺と南大東島の天然塩を使ったスープ。そして、醤油やみりんで漬けにして引き出されたカジキの旨さが引き立つ大東寿司が地元にはない味で旅ならではの食材でした。
沖縄旅3日目に続く→
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