先日放送されました世にも奇妙な物語2015監督編。
ここ最近で一番面白かったです。
私は世にも奇妙な物語はトワイライトゾーンの日本版だと思っています。
ここ重要で、単なるホラーのショートでもないし怪談でもないし、
少し不思議なしゃくぜんとしない話が世にも奇妙な物語ではないか?と思います。
あえて言うならば笑うセールスマンだったり稲川淳二の怪談話がそれに
近いのではないか?と思います。
ですがトワイライトゾーンですね。
だからハッピーエンドやバッドエンドでは割り切れない、なんとも釈然としない
後味の悪い感じが世にも奇妙な物語の最高峰だと思います。
それで今回、凄い良かったのが”箱”。
すごい良く出来た話でした。
素晴らしかった。
話も良かったのだが、役者の竹内結子です。
竹内結子の演技が圧巻でした。
さすがハリウッド女優。
一人でも20分魅せてくれますね。
それから、これぞ世にも奇妙〜と思わせてくれたのが”ハッピーグラス”。
ぱっとしない人間をやらせたらここ最近で一番の俳優といったら
この人、妻夫木。
このラストの釈然としない感じ、ハッピーエンドでもないしバッドエンドでもないし
このもや〜っとした感じは正に世にも奇妙な物語。
トワイライトゾーンでもSFネタは鉄板。
正直、彼女の方も使っていた?というオチを想像していましたが
そうではなかったのも良かったのかもしれません。
とにもかくにも
単なるJホラーにならない、もやっとした話、
今後も期待しています。
過去作品の方が規制も少なくて気鋭なクリエイターによって
面白い作品があるのも事実ですが、楽しみにしています。
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