三宅島を行く！

10/29（木）
仕事を終えた私は竹芝桟橋から伊豆諸島方面行きのフェリーに乗り込んだ（金曜は有休を取得）。仲間と合流して向かうは三宅島！東京の南180kmに位置し、直径約8km周囲約40km（＝山手線一周）、中央に活火山（雄山）を抱く島である。現在の人口は2700人強。団の行事として長年続いている島しょ部への移動音楽教室に初参加するのである。私の団員資格は来年3月迄であり、4月には再度オーディションを受けねばならない（受かれば4年延命）。若い腕利きが大挙して受けると弾かれてしまうので思い出作りという部分もある。愛器には留守番をさせ、学生時代に弾いていた楽器で向かう事にした。伊豆諸島には入社時の集合研修で大島に行って以来だが、あの時（9月末）は台風通過直後で海が大荒れで辛い記憶しかなかった。今回はさらに遠い三宅島だ。果たしてどうなるやら？コンビニはあるのか？(笑)

21時集合、22時30分出発、23時30分消灯。

10/30（金）
2時30分に目覚め、後は寝られず…。「結構」揺れました。三宅島の次に御蔵島を経由する予定が中止された程。懲りずに酔い留めを飲まなかったので、後30分でアウトという所でした。4時30艦内点灯→5時接岸→宿に5時30分着→6時朝食→8時会場到着し設営→8:30ステリハ開始→9:45〜10:45子供達（高校生〜小学生）を対象にした演奏会（Jシュトラウスのワルツやポルカ、ハンガリーやスラブ舞曲、韃靼人踊り、アンダーソン、楽器紹介あり）→11:45島の温泉施設に浸る。ふぅ〜極楽々。辺りを散策したかったが戻るバス（1日5便）がこの後の予定と合わず、タクシーで帰った。で昼寝。19時開演の大人向け演奏会では午前中の演目に加えベト7をメインに演奏した。島の皆さんの笑顔を沢山見られて嬉しかった。

10/31（土）

7:30朝食、9:00以降はバスで観光。想像以上に溶岩の後や落石、焼かれて幹だけになった無数の木々…残っている事に驚かされた。

配られた弁当を港の堤防に乗って食べた。入船を待っていたら、上りたがっている男の子がいたので手で上げてあげた。昨日の演奏会を聴いたという男の子（小学4年生位だろうか）だった。三宅島どうでしたか？と聞くので食べ物が美味しく、また来たいと云うと、浜に走って行き綺麗な小石を取って来て呉れた。シオン君ありがとう！オジサンはこの小石ほどには綺麗な心が減ってしまっているかも知れないけど、大事にするからね。

14時発し、海を見ながら帰航。時間は掛かるが、会話した事がない他パートの人人々と沢山話せて楽しかった。合奏時は喋らないのでね。次回は神津島との事。どんな景色、人々が迎えて呉れるかと思うと楽しみで仕方がない！