ラジオのやめてほしい慣習

　ラジオには「番組内番組」というものがある。3時間くらいある番組の中に、アイドルちゃん等の小さな番組が入っている。私はこの番組内番組が嫌いだ。この番組内番組の何が問題なのか？

・放送時間が不定（なことがおおい）
・ラジオ番組欄等に出にくい
・メインの番組を聞いてる人にとっては邪魔
・番組内番組目当ての人にとってはメインの番組が邪魔

なんで番組の中に別の番組を挟み込むことにしたんだろう。番組内番組目当てに聞きはじめた層が、あわよくばメインの番組も聴いてくれるようになったらいいな〜とかいう目的なんだろうか……ということはまぁ予想できなくもないけど、番組内番組をやる番組というのは、大体が3〜5時間ほどの長時間の番組であることが多く、新たにその番組を聞き続けることを習慣づけるのは困難だと思う。

他に考えられる理由は、聴取率調査週間における聴取率増加狙いだ。Aという番組内のBを聞いていたとアンケートに答えたら、Bの聴取率はAにも組み込まれるのでは？　まぁそのへんがどうなっているのかわからんけど。

　利点をちょっと考えると、ラジオは時計代わりに聞いている人も多いかと思う。何か作業しながら〜とか。そういう人の場合、「あ、このコーナー始まったってことはもう10時くらいか……」となる。ずっとメインのMCがしゃべっているより、違う人が話し始めた方がわかりやすい……かもしれない。そこはちゃんと聞いてすぐわかる違うコーナーを作れない構成作家の問題なのか、コーナーごとに聞きざわり？の違うトークの出来ないMCが悪いのか、結局違う人が話すというわかりやすさに敵うものがないせいなのか……。

でもそれが利点なんだとしたら、そもそもなんでそんな長尺の番組にするの？　と思う。朝とか7時くらいから12時くらいまで帯でやるとかざらでしょ。MCももういい歳した爺さんばっかりなのに生放送でそんなにトークさせて……。テレビで5時間帯で生放送とかなかなかないと思うが。ラジオ黎明期のトーク出来る人がいないので、トーク出来る人にずっとトークさせる〜みたいな状態がそのままずっと今に至ってるっていうだけの話なんじゃなかろうか？


　ラジオって今そんなに聞いてる人いないと思うけど、それはラジオ局だって理解してるんじゃないのかなぁ。なのに何も変えようとしない……変えたら変えたでずっと聞き続けてる人から苦情が来たりするのかなぁ。わかんないけども。

　はぁ〜ほんとやめてくんないかな〜番組内番組。