「民主主義ってなんだ⁈」by奥田 への解答。

安保法案、参院特別委で可決
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3621220

相変わらず、国会の内外が喧しい。
昨日の採決への「強行性」は
調べれば調べる程、与党の周到さ
（云い換えれば「下準備」）の
成果によるもの、と分かり甚だ痛快な
だけ、という結果となった。

野党の間抜けっぷりと粗暴性が
浮き彫りになる事と、それは正に
セットで。

で、片や「外」の方だが。

個人的には珍しくツイッタから目が離せない。
中でも面白いのはシールズ君達の
怨嗟の声だが。
あまりの頭の悪さにクラクラしながら、
笑えるのでつい読み耽ってしまう。

一例を引こう。

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"@ILLMATIC_UCD: これ以上俺に
ポエム書かせたら殺すぞ。俺はラッパーだ。"
https://mobile.twitter.com/ILLMATIC_UCD

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ポエム書くのはポエットだ！

ラッパーならせめてライムとか書けよ

なんて愛すべき頭の悪さばかりなら
楽しいのだがね。

その頭目たる奥田が、随分と問題。

たまに、「なんか、意味分からない」と
首を傾げざるを得ない発言があるのだ
（ま、それは要するに単純に馬鹿だから、
という事が出身高校云々の暴露で判明して
しまった訳だが）。

彼は繰り返し、問う。

「民主主義ってなんだ⁈」と。
で、オーディエンスは「これだ！」
とコールする。

で、どれが「民主主義」なのだろうか？
どうも、よく分からなかった。

それは奥田の

「デモだけが唯一民主的な方法で、
選挙なんか民主的ではない」
「多数決で政治が決まるなんて
民主主義ではない」

などと繰り返される「民主主義否定」としか
逆に思えない発言がバックボーンと
なっている。

で、今日もツラツラとツイッタを
眺めていると。

ふいに、体を電撃が貫いたのだ。
ヘレン・ケラーの云う「ウォーター！」だ。

そう、分かったのだ。

奥田は、「デモ」を示威行動、たる
「デモンストレーション」と分かっていない。
「デモクラシー」の略語だと勘違いしている
のだ！

だからこそ、民主主義の屋台骨たる
選挙を否定し、デモ活動を称揚するのだ。
これは、真っ当に測れば意味が通じない。
選挙を否定する民主主義など、あり得ない
なんて、云うまでも無い事だ。

だが、彼はそれを平然と行う。

その不整合が、自分には不思議で
ならなかったが。

漸く分かった。

「デモこそが民主主義。政治家が
勝手に決めるのは民主主義じゃない」

なんてキチガイとしか思えない発言は、
「デモクラシーこそが民主主義」と
読み替えてこそ、「政治家の専制」を
批判する言葉に繋がる。

彼の「デモ」は全て「デモクラシー」の
略語として読み替え無ければならない
（SE:ドーン）


・・・はぁ（嘆息）。

分かった処で脱力しか感じないがね。

要するに「やっぱり馬鹿だった」と
云う双六で云うなら「スタートに戻る」
みたいなもんなのだもの。

なんで、こんな馬鹿の馬鹿な発言を
テクストクリティークしなければ
ならんのか。
もうちょい頭いい（シールズに其処まで
求めてはいかんだろうが）、せめて
「分かり易く」伝えられる人材が
全くいない、というのは批判する立場に
とっても不幸なのだ。

馬鹿の馬鹿な不整合発言を、辻褄を
合わせてから解釈して批判する、
という面倒臭い手順を踏まなければ
ならないのだから。

さて、それではタイトルに引いた
疑問に答えよう。

「デモは「デモクラシー」のデモでは
ありません」

分かってくれたかな？

・・・分っかんないだろうなぁ。
馬鹿だから。