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2015年09月19日09:26

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★昨日は満州事変!

昨日、9月18日は満州事変の日。
実は満州は中国領ではありません。
「無主の地」でした。

ここに狙いをつけたのが、
日本とアメリカです。

そして、日本国側は
日本陸軍大学校創設以来の頭脳といわれた
関東軍参謀・石原莞爾中佐がこれを実行しました。

敵・中国軍は21倍。
関東軍は高速戦法で、
なんと日本より大きな領土を手に入れました。

このあと石原は、日本で作戦課長に昇進しました。
つまり、それまでは「課長」でありません。

「課長補佐」が日本より大きな領土を取ったのです。
面白いですね。

彼は<戦争の天才>と呼ばれた男です。
代表著作は、「最終戦争論」です。
その中の理論の一つが、
中学生の僕には納得がいきませんでした。
それは、絵付きで紹介されていました。

それは戦争の部隊の数が、
螺旋を描いて縮小される絵でした。
つまり、一人で戦える、という意味でした。

「そんなことはありえない」と思いました。
しかし、コンピューターが小型化し、
持ち歩けることが可能になった今、
個人でも他国と戦えることが可能だと、
彼は予言していたのです。

石原莞爾が目指したのは「五族協和」。
各民族が楽しく暮らせる国を作りたかった。
それが「満州国」であり、「建国大学」です。

石原は軍人だが、誰よりも世界平和を求めていた。
これは白人支配に対する、
有色人種の「自立」の戦いであった。

白人の支配する植民地では、
神がいつか我々と同じ黄色い人間を空から降ろして、
白人を倒してくれるという伝説があった。

そして、事実それが起こった。
日本軍は、パラシュートで降下したのだ。
「神の神兵」といわれた。

最終的に「五族協和」の道が断たれたのは
石原が東京に召喚されたからである。
石原莞爾は、莞爾(にっこりという意味)として
平和を求めていたのである。

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