タマゴボーロで有名なお菓子会社・竹田製菓の経営者、竹田和平氏はゆうに100億を超える資産を保有し、上場企業百社以上の大株主でもあり日本一の個人投資家という顔ももつ大富豪です。
タマゴボーロのHP
http://www.takedaseika.com/panf/bouro130.html
竹田和平さんはこのタマゴボーロを作るのに、温めてもヒヨコにかえらない質の悪い安いタマゴは使わず、戦後の創業期から有精卵にこだわり続けたそうです。
しかし、どの卵を使ってもお菓子になれば味は一緒で誰もわかりません。しかも戦後間もない頃なのでお菓子の素材にこだわる人なんて誰一人いませんでした。有精卵価格は3倍も高いからライバル会社は当然、安い卵の方を選びます。
ある方が「儲けは少なくなっても、なぜあえて有精卵を使い続けたのですか?」と尋ねたところ、 竹田氏曰く、
「それがね、儲けが多くなるから不思議なんです」
なんと、知らないうちに客がついていたからだそうです。昭和40年には市場のシェアが60%を越えたそうです。
このままでは100%になってしまう。競争相手がいなくなると自分たちを見失う恐れがあるため、それ以上シェアを増やさないように逆に努力したそうです。
戦後から素材にこだわっていた竹田和平氏は、現在、さらにその先を歩んでいます。
工場でお菓子に「ありがとう」と言っているそうです。
「ありがとう」という言葉はプラスの波動です。逆に「ばかやろう」という言葉はマイナスの波動であり、物質面にも作用します。
例えば、怒った時に吐き出す息を袋に入れて中に蚊を入れると、その蚊は数分で死んでしまい、逆にニコニコしているときの息だと蚊は長生きするそうです。
おにぎりでも実験できます。怒ったときに握ったおにぎりと、ニコニコして握ったおにぎりでは、見た目一緒でも子供はかなりの確率でニコニコにぎりを選ぶようです。
作っている人たちの波動が物に写るというのが竹田氏の考えです。
竹田氏曰く、「ありがとう」と声に出していると自然にニコニコしてくるし、何より運がよくなってくると言っております。
『 1日3000回「ありがとう」と言ってみなさい。人生変るから 』 と。
40分でだいたい3,000回言えるそうです。
なんと、竹田氏の会社の社員は1時間「ありがとう」と言うと、給料とは別に
1時間で800円支給されるそうです。
従って、毎日「ありがとう」と2時間言う社員、1ヵ月で4万8000円プラスされた給料をもらえるとのこと。
これが大きな効を奏したそうで、「ありがとう」と声に出して言っているとみんなの顔が変わってきてニコニコ顔になったようです。
しかも、工場には「ありがとう。ありがとう」と録音されたテープが24時間流れています。
従って、出荷するまでにだいたい100万回の「ありがとう」の波動がお菓子に入っているそうです。
まさにありがとうは魔法の言葉、ここまで、「ありがとう」を徹底する姿勢は凄いですね。
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