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2015年09月02日23:56

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昔と言う栄光、今と言う現実

大分前に「昔は良かった」と言ってしまう心理についてまとめた文章を読んだことがある。
それによるとこう言ってしまう根底には「現在を認めたくない」とゆう心理が働いているそうだ。

本文でも触れているように、今あるものは昔のそれに比べ良くなっいる。
例として公共マナーを上げよう。以前ならタバコの喫煙は至るところで行われ、ポイ捨ても多かった。それが喫煙ルールを守る人が増え、携帯灰皿を持つ人もおおくなった。これによりタバコによる不快感を抱く人が減ったのは確かだ。
そもそも人には今よりもっと楽に、もっと快適に暮らしたいとゆう欲求があり、それが進歩に繋がる。点で見れば不便になった部分もあるだろうが、全体的に見れば以前より良くなっている事が多い。

それではなぜ「昔の方が良かった」と言ってしまうのか。
要因は2つ。「今起こっていることが自分の思い通りに行かないから」と「変化を嫌うから」だ。
説明しやすい「変化を嫌うから」から話をしよう。
人間は変化を嫌う習性がある。特に今現在不都合をかんじなければその傾向は強くなる。よく会社の事務所等に「変化に対応出来る人間になれ」みたいな標語があったりするが、ひっくり返して言えばそうゆう事なのだ。
で、「今起こっていることが自分の思い通りに行かないから」とゆう心理は、いろんな背景がある。
自分がしてきた経験が年下の子には通じないとか、昔の甘い体験を出来なくなったことへの嘆きとか。暗い未来なんて創造出来なかった高度成長期を現役で駆け抜けた世代は特にノスタルジックに浸る傾向が強いのではないだろうか。

後は考えられる要因としたら、世の中に蔓延した閉塞感や息苦しさか。
景気は上向きつつあると言ってもまだ数字上の話で実態が伴わず、有効求人倍数が1%を上回っていると言っても深刻な人手不足が故であって業績が上向いているからなどのプラスの要因からではない。
一寸先は闇な状況は変わらず、精神的に余裕を持ちにくくあるからこそ輝いていた「昔は良かった」になるのだろう。

とは言え温故知新として昔を振り返るならいざ知らず、逃避や否定で昔を振り返る傾向は宜しくない。
現在あることを肯定出来るようになるくらい世間に心の余裕を持たせるには、どんな取り組みをし浸透させればよいのだろう。




「昔はよかった」なんてとんでもない! 「いまのほうが、ずっといい」か「昔もいまもたいして変わらない」という事実
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=140&from=diary&id=3595397
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