(前回までのあらすじ)
まっきーは蒲台島行のフェリー乗り場がある赤柱行きのバスに乗ろうとしたが、バス待ちのアマさんの大行列のために予定より20分遅れのバスになってしまった。
ぎりぎり間に合いそうだと、バスを降りて走っていったところ、なぜか定刻より前にフェリーは出航していったのだった。
そして、まっきーが見たのは、次のフェリーを待つ人々の大行列だった。
う〜ん、満員になったのでフェリーは定刻を前にして出航したようだね・涙
でも待てよ、この大行列はフェリーを待っているのではなくて、嵐の出待ちじゃないの?嵐の昨今の人気からしてもその可能性は高い。よし、前に並んでいる女の子に聞いてみよう。
「あの〜すみません。あなたは嵐の大野君のファンですか?」
「あん?日本人アーティストなら浜崎あゆみがNo.1に決まっているでしょ?」
「いや、あゆは最近、日本では・・・」
「あなた、あゆをバカにする気?」
「いやいや、そんな気はもうとうございません。私もあゆは好きでございます。」
「そう。それだったらいいわ。」
「そうすると、あなたはここであゆの出待ちをされているのですか?」
「はぁ?この日本人は何を言っているの?蒲台島行のフェリーを待っているに決まっているじゃない。」
やっぱし・・・涙
おっと、バスから降りて急いで走ってきたので、この場所の紹介をしていなかったね。
■赤柱卜公碼頭。
1920年に作られた中環卜公碼頭(セントラル・ブレイク・ピア)を赤柱に再現したそうだ。
現在は、蒲台島と香港仔をつなぐ路線にのみ使用されている。
次の船は1時間半後の11時30分発である。でもこんだけの積み残しがでているんだから、普通は臨時便がでるわな。だから、みんなここで並んで待っているんでしょ?そうでないと普通はあきらめるよね。
10分経過・・・今頃、ここに臨時便が向かっているんだろうなあ。
20分経過・・・そろそろかな?
30分経過・・・あれ?
■そして1時間後の11時にフェリーはやってきた。
これ臨時便なの?それとも11時30分発の船がきたの?
まあいい、それよりも問題なのは、この大行列に並んでいる人が全員乗れるかだ。
いや、全員が乗れなくてもいい。まっきーさえ乗れれば。
あぁ、好感度が・・・
ドキドキしながら並んでいると、行列は進んでいき、
■乗船できた♪
意外とたくさんの人が乗れる船であった。
■船内。
最初はキャビンの中に座ったが船内が蒸し暑かったので、空席のあった後部デッキに移動した。
■後部デッキ。
ただ、後部デッキの端のほうに座ると波で濡れる可能性があるので、真ん中のほうに座ることをお勧めする。
(帰りの船でカップルがびしょ濡れになっていたよ。)
フェリーは11時10分に出航した。
定刻の11時30分に碼頭に来た人はどうなるんだろう?やっぱり、これは臨時便?
いや、深く考えないようにしよう・・・。
みなさん、蒲台島に行く時には碼頭に30分前には行くようにしましょう。
切符は船内で買う。座っているとおっちゃんが切符を売りにくるので待っていればいい。
島民以外は強制的に往復切符になるようだ。料金は往復で40HK$だった。
■フェリーの往復切符。
往復切符なのに1枚しかないが、これが帰りの切符になる。
なくさないように気をつけよう。切符をなくしたら、もう1回往復切符を買わないといけないとか。
35分くらいでフェリーは蒲台島に到着した。
他の人のblogで赤柱から1時間半かかると書かれていたが、それは香港仔からの場合だと思う。赤柱からは40分見ておけば蒲台島に着く。
いよいよ上陸である。
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