今日は故裕仁氏の誕生日なので全国的に休みだった。
午前中、ちょっとした用事で街に出かけたんだけど、日本晴れのよい天気で気持ちがよかった。
昨晩、泡盛で宴会をやった二日酔いがさくっと引いた。
で、午後はカミサンが猫のまりんを病院に連れてったので、一人で留守番をした。
昼飯を食いながらアニメ専門チャンネルのアニマックスを見てたら、「コナン」の後に「アオハライド」12回分いっき放映というのが始まった。。
で、OPを眺めて、少女漫画かあ、ちょっとあれかなあと思ったんだけど。
最後にProduction I.G., のネームが出てきたので気が変わった。
僕はこの制作会社を贔屓にしてるんでね。
で、見たらこれが実によかった。
で、6話の前半まで見たところで、カミサンとまりんが帰ってきたので、スイッチを切った。 これはいずれ続きを見ようと心に決めながらね。
アニマックスは今日から「GW一挙にイッキ見8日間!!」というキャッチフレーズで、一挙放映特集をやるらしい。
イッキ見8日間、いいねえ。
いや、実はですね、明日と明後日を年休にしたんで、今日から8連休になるんです。
全国の勤労者の皆さん、すみません。
まあ、今年は年休はまだ1日しかとってないので、許してつかぁさい。
元々、我が国では八という数字は縁起がよいとされている。 末広がりということで。
八幡さまなんていうのもあるし。 中でも、鶴岡八幡宮なんかは参拝客が引きも切らない。
僕の故郷の八王子も縁起のいい名前の街だ。
なにしろ、かの牛頭天王が8人の子どもを連れて現れたというのが由来なので。
そもそも、日の本には八百万(やおよろず)の神様がおわすということで、ここでも八だ。
七転び八起きで、八方丸く収まって万事めでたし。
まあ、七転八倒とか八方塞がりとか八方美人とか八つ当たりとかそういうのもあるけど。
そういうあんまりよくないイメージの作品としてはこれがある。
8マン
「警視庁捜査一課の刑事は全部で49人。 7人ずつ七つの班を作っている。 私はそのどれにも属さない8番目の刑事、8マンである。 ロボットになった今でも8マンは腕ききの優秀な刑事なのだ。 この秘密は田中捜査課長だけが知っている。」
この昭和の名作のどこがよくないイメージかというと。
まず、作者が銃刀法違反で逮捕されて連載が中断した。 それとアニメの主題歌を歌った歌手が殺人罪で逮捕された。 さらに、実写版がやけに痛い出来だった(らしい)。
ということで、懐かしの克美しげるの朗々とした歌声です。
https://www.youtube.com/watch?v=CE6V_PLn2IU
懐かしいということではこの人物もいる。
サイボーグ008ピュンマ
まあ、ケニアの人が奴隷にされるという出自の設定は、いまどきはアウトだろうけどね。
八百というのもいた。 ワイルド7ね。
この人は元プロ野球のピッチャー。 で、渾名は八百長に由来している。
八百長という言葉の由来はなんなんだろうね。
語感からは、八百八町のお江戸で生まれた言葉のような印象がある。
そうだとすれば、やっぱりこれじゃないかな。
お相撲
例えば角界発祥の言葉にガチンコというのがある。 真剣勝負のことね。
ガチンコ勝負というのはどっちかというとレアな印象がある。プロレス界のセメントと同じで。
裏を返せば、ガチンコじゃないたいがいの取り組みはどうなってたんだということになる。
まあ、これはあくまで私見です。
似たような言葉に八百屋というのもある。
考えてみると、これも僕は言葉の由来を知らない。
魚を売ってれば魚屋だし、酒を売ってれば酒屋だし、店の中で居ながらにして酒を飲める店は居酒屋でそのまんまなのに。 なんで野菜を売ってる店だけ八百屋なんですかね。
単純にやさいやがやおやになっただけなのかな。
ご存知の方はお教えください。 ああ、ネットでチェックなんていう野暮はなしにしてね。
八百比丘尼というのもいる。 西洋だと、マーメイドというよりはローレライに近いイメージかな。
僕はこないだマイミクの無花果さんのこのアート作品をマーメイドを表したものと見立てたんだけど、これは作者の制作意図とは違っていた。
その海洋類で八に縁がある代表といえば、タコをおいてほかにはあるまい。
この生き物はギャグ的なキャラからモンスターまでいろいろと使い回されている。
前者の古典では、巨匠田河水泡の蛸の八ちゃんがいる。
ONEPIECEのタコのはっちゃんやぎゅあんぶらあ自己中心派のタコ雀士はこの系列に属する。
一方、モンスターとしてのタコは、クラーケンの昔から知られた存在ではあったけど。
これを世界で初めて本格的に実写化したのは、我らが円谷英二なのではあるまいか。
言わずと知れたキングコング対ゴジラだ。
さらに円谷さんはこのタコ怪獣をウルトラQでも使い回したらしい。「南海の怒り」のスダールね。
大分ずれてきたので、本来の八に話を戻すと。
一般にはエースやキングが重宝されるトランプで、8の方が力を持つゲームがある。
なんでしょう。
・・・
そうです、7並べです。
子供の頃、お正月に皆で遊ぶトランプで、ババ抜きと並ぶ定番だった。
8を出さないでそこの列をせきとめる奴、憎たらしかったなあ。
そのくせ自分がそのポジションになると快感だったりしてね。
大阪造幣局の通り抜けに咲くのは八重桜。 なので西にあるのに東京の桜より満開のタイミングが遅い。 一度、いったことがあるけど、確かに見事なもんだった。
野球界の8マンはこの万年爽やかオヤジ。 一方、往年の球界には、8時半の男という異名を持つ男もいた。
アニメ界のマジックナンバー8というと、この娘であろう。
八九寺真宵ちゃん。
映画では・・・
八月の濡れた砂、皇帝のいない八月、八甲田山、八つ墓村などなど。
その中でこのお婆さん映画は中々のもんだった。
八月の鯨 The Whales of August
これ、岩波ホールが例によって赤字覚悟で上映したら、噂が噂を呼んでヒットしたんだよね。
当時、リリアン・ギッシュ93歳、ベティ・デイビス79歳 すごっ
しかし、僕らには八千草薫がいる!
小説では、ハル・アシュビーの映画は見てないんだけど、ローレンス・ブロックの原作がネオ・ハードボイルドな感じでわりかし好きだ。
八百万の死にざま 8 Million Ways to Die
漫画は先にいくつかあげたけど、かわぐちかいじのこの麻雀漫画、好きだったぜ。
はっぽうやぶれ
で、最後は音楽。
まずはベートーヴェンのピアノソナタの中で一番好きな一曲。
ほんとはエミール・ギレリスのド迫力かつ格調高い第1楽章が好きなんだけど、YouTubeには見当たらなかったので。
代わりにのだめが奏でる第2楽章。
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノソナタ第8番 「悲愴」 その静かな第2楽章
https://www.youtube.com/watch?v=lmITNnSDYgM
で、最後は僕と同い年、同じ月生まれで八に縁のあるやけに縁起のいい名前のこの人の歌で締めたい。
この人、いろいろ佳い歌があるんだけど、僕がドーナツ盤を買ったのは唯一これなんです。
想い出のスクリーン 八神純子
https://www.youtube.com/watch?v=y7wXsJ8ElEY
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