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2015年02月21日02:44

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ORIGINAL LOVE『プライマル』



2015年2月も、もう後半になってしまった。
それでもあえてというか、毎年2月になると
必ず思い出してつい口ずさんでしまう好きな曲がある。

”夜明け過ぎの 2月の雪…”

で始まる歌詞。
ORIGINAL LOVEの『プライマル』だ。
切なさを伴ったメロディアスな調べが静かに流れてゆく…

90年代、田島貴男さんは間違いなく
カリスマ性のあったボーカリストだった。

それはそうと、この曲がなぜ忘れがたき曲のひとつになっていったか。
我が若かりし頃のTHE片想いの多きヒストリーを語るつもりは毛頭なく

”愛は命よりも

前に在るから”

このフレーズのインパクトに尽きると言ってもよく
どんな意味が込められているのか
長年にも渡って疑問を感じ

愛を全く知らない時から
考えさせられていたように思ったりもする。

命を授かって、大人になって
やがて愛を知っていくようになるはず
…やっぱり愛より前に
命あっての自分?

しかし

「愛」は「命」よりも
”プライマル”な存在。

さらに
人類誕生の壮大な歴史、時間軸で考えると
人間、humanは生死を繰り返して
命があって、愛を知っていくとなっていくが…

ここでひとつの落としどころといった回答がある。

つまり「私」「自分」は両親互いの「愛」で
めでたく「命」を授かったという、
だから「命」よりも「愛」が前だ。
そんな、幸せ家族の構図を思いつく。

違う…
違う…そうじゃない

幸せ家族なんかどうでもいい。

やっぱりこの曲は甘く切ない二人だけの曲

詞の2つのフレーズを見つめてみれば
感覚的に
なんとなく
あいまいにニュアンスが伝わってくる。

”きみを愛しているよ 心の底から”
”終わらない愛を知りたいのときみは言った”

『心の底から愛してる』
『終わらない愛を知りたい』

心の底=本心=>俺を信じて死ぬまで追いてこい
終わらない愛=永遠=>一生死ぬまで一緒に居よう

飛躍は覚悟の上だけど
伝わってくるものがないだろうか。

『二人命が尽きようとも愛し合い続ける』

…それならば
はたせるかな

「愛」は

まさに

「命」よりも

プライマルだ。
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