仕事中の彼――【ボスのためなら何でもする】
他の人が何を必要とするのかが分かる、とても敏感な彼。いつもながら、自発的にボスが要求した仕事やこれから要求しようとする仕事までもやり遂げてしまいます。彼がボスとして認める人物は、彼の仕事に対する情熱を引き出してくれます。ボスの関心を集めたいがために、彼は故意にボスが成果を直接見ることができる仕事をします。仕事自体はどんなにとるに足らないものであってもです。それと同時に、同僚たちの友誼心も勝ち取りたいと思っているので、とても熱心に同僚たちのイベントなどに加わり、その人達のプライベートな部分にまで首をつっこうもうとします。
グループの中の彼――【人のために何かをするから熱心になれる】
見るからに親しみやすく熱心な彼ですが、実は同僚に対して競争心むき出しな彼。彼自身が最も願っているのは権力の核心に入り込んで、ボスの決定権に影響を与えられる人物になれること。仕事の内容は彼にとってあまり関係ありません。要は仕事から得られる情熱的なものが彼を引き付けます。例えば、何かの任務を果たすがためにボスを難関から救い出す事とか、人々にハッピーエンドを与えられる事…など。彼にとって、カウンセリングや誰かをサポートする仕事や激励したりする仕事は、最も喜びを感じる職業でしょう。
彼がストレスを感じるとき――【情緒面で爆発し独断的になる】
普段はやさしく温厚な彼は、実は自分がいる環境の中の権力を掌握したいと渇望しています。彼が救いの手を差し伸べても拒絶されたり、気配りをしても感謝されなかったり、同僚などが彼の好意を無駄にしたりします。当然得られるものと思っていた報いが得られないと分かると、彼の心は粉々になってしまいます。彼は自分を優柔不断で同情心の欠けた人間から被害をこうむった者だと思い込みます。すると掌を返したように、彼の柔らかな態度が、冷たい命令口調に取って代わります。もし、本当に彼を怒らせてしまったら、報復行為は予測できる事です。このタイプの人が強いストレスにさらされた時、自分が何を必要としているのかを見極めることが良いでしょう。特権を乱用したり、恨みを晴らすことにばかりに頭がいかないように気をつけましょう。
（九型人格説愛情より）
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