「オリエント急行殺人事件」、面白かった。
2夜連続のうち第1夜は、クリスティの原作をほぼなぞる形の翻案。
そして2夜めは、脚本の三谷幸喜さんのオリジナルで、事件の顛末を犯人が語るというボーナス版。
第1夜は、原作ももちろんだがシドニー・ルメット監督の映画版へのオマージュがたっぷりつまったマニア好みの演出。八木亜希子さん=イングリット・バーグマン、二宮和也さん=アンソニー・パーキンスのイメージをかぶせてくるあたり、泣ける。
第2夜は、まったくの三谷テイスト。クリスティの文体ではないので違和感が無きにしも非ずだが、これはこれで新年のお遊び。贅沢だった。
字幕も副音声もついていたのだが、DVDには付くのだろうか?
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