テレビの放送大学で、「色彩学」の第１回・第２回講義をしていたので、見てみました。
なかなか興味深い内容であったと共に、疑問に感じていた問題を、ニュートンさんやその後の研究者の方たちもやはり疑問に感じられて、研究してくださっていたので、疑問が解決しました。
以下、メモした講義内容の概要です。
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【第１回講義】
■１．色立体について
色には、３つの属性の軸がある。
�〆姪�････色の鮮やかさ
�⊃Я�････赤、黄、緑、青、紫といった色の様相
�Ｌ静�････色の明暗の度合い（０（黒）〜１０（白））
�．泪鵐札襪砲茲訖Я�
◆１０種類の色相をさらに各色相を１０等分して１００色相としている。
◆有彩色と、無彩色（明度しかない）の２種類がある。
〔マンセルの色立体（カラーツリー）〕
http://www.dic-color.com/knowledge/080926.html
Ｈ････色相････１〜10
Ｖ････明度････０〜10
Ｃ････彩度････０〜色相により異なる
彩度が色相によって異なるために、色立体がでこぼこな形になる。
�▲�スワルトの色立体
http://blog.livedoor.jp/ikaringa/archives/2007-10.html
・混色の割合で色を配分している。
・立体はそろばんの珠のような均整の取れた形になるが、
距離と彩度との関係が不整合になる。
■２．色を作る････色の混ぜ具合で色を作る
�仝宰〆�色
◆絵の具を混ぜるとだんだん暗くなる。
◆３原色を混ぜると暗い灰色になる。
��加法混色
◆光を混色するとだんだん明るくなる。
◆３原色を混色すると白色になる。
�Ｃ羇嶌�色
(1)回転混色････コマのように回転する円盤を使って目の中で混色させる。
(2)並置（併置）混色････点（ドット）で書いて遠くで見る。点描画法など。
http://rock77.fc2web.com/main/color/color1-6.html
http://www.ccs-inc.co.jp/s2_ps/s1/s_04/column/light_color/vol16.html
■今後の講義
１．色のいろいろ
２．色の物理的・心理的体験
３．自然界の色(1)････色の起源、色の原因
４．自然界の色(2)････動植物や鉱物の色とその働き
５．色と言葉
６．分化と色
７．社会の中の色････ジェンダーの視点を中心として
８．生活の中の色････衣食住の中の〜
９．日本の伝統色････器など
10．古典文学に見る色
11．黒い聖母
12．ペアトゥス黙示録
http://www.shajisitu.or.tv/e012.htm
13．建築と色
14．
15．
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以上が第１回講義の概要です。
続いて、第２回講義です。
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■２．色の物理的・心理的体験
■アリストテレス（古代ギリシャ。BC.384〜322。万学の祖）の自然学
◆基本的な色････白・黒
◆他の色････自然光が触媒を通過することで暗くなるときに発生する色の序列。
（７色････白・黄・赤・菫・緑・青・黒）
この学説が15〜16世紀に見直される
■ニュートン（1642〜1727）
●プリズムと分光実験
◆太陽光（白色光）を三角柱プリズムで屈折率の違いによって７色のスペクトルに分解。
◆分解された７色を総合すると→元に戻る。
◆混色すると色が生まれる→その色をもう一度プリズムに通すと分解されて元に戻る。
●光学････光は電磁波。可視光線は電磁波の一部の領域。
・ガンマ線
・Ｘ線
・紫外線
・可視光線････この領域が目で「色」として見える
・赤外線
・レーダー波
・テレビ波・ラジオ波
・交流電源の周波数
●光線自体には色はない････光は必要であるが、人間が光を認識するにはそれ以外の要素が必要になる。
ここから、色彩論の系譜（概論）が始まる。
■ヤング････目の視覚機能の解明
●色覚の３原色説
◆光の波動説････網膜
◆３受容器････視神経
●目の構造
http://www.omi.gr.jp/eye/eyeball.html
●網膜の構造
http://www.jst.go.jp/pr/info/info12/zu1.html
〔光〕
↓
〔神経節細胞〕
↓
〔双極細胞〕
↓
〔桿体細胞〕････明暗
↓
〔錐体細胞〕････色
↓
（視神経へ）
■ヘルムホルツ････「生理光学ハンドブック」でヤングの説を発展させた。
●３原色説････３細胞→３視神経→３感覚中枢
（ヨハネス・ミューラーの感覚神経特殊エネルギー説）
●仮想的に色三角スペクトル（赤細胞・緑細胞・青細胞を考えたが、それぞれの細胞の需要領域に重なった部分があるために仮装スペクトルが必要になる）
■グラスマン････混合理論
●ベクトル加法 → 数学化への道を開く
http://blog.livedoor.jp/asakocolor/archives/51553090.html
（※これはなかなか難しいですね。講義はここまでは触れていません。「虚色」の必要性の説明はありましたね）
■マクスウェル
◆色紙の円盤装置
◆マクスウェルの箱
◆カラーマッチング
◆マクスウェルのスペクトルの３原色
〔ここまでは人間の目を通しての科学化の歴史〕↑
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■色のベクトル空間表示
●３次元空間の色（見にくい）→これを各平面で表せないか？
◆伝統的な「ＲＧＢ表示系」････リアル・カラーから
↓
◆「ＸＹＺ表示系」････イマジナリー・カラーを含む統一的表示へ
�。悖截攘録�度図 と
�■�ｙ色度図
これを面積的に均等化しようとして、様々に発展してきた。
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（※講義内容はここまでです）
電磁波の一定領域だけが「可視光線」として、人間の目で「色」として認識している仕組みについての疑問が、ある程度解消しました。
しかしまだ、「ヨガの宇宙観」で解明されている、アストラル次元の内的心理器官であるアストラル次元の視覚器官との整合的な説明は不明なままでもあります。
この点は、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の他の５感についても、同様に疑問が残ったままですね。
そのうち、それらの疑問も神さまからインスピレーションで教えてもらえるようになると思います。
「瞑想修業時代」に、「視覚の真の意味をお教え下さい（真の視覚というものをお教え下さい）」〜「触覚の真の意味をお教え下さい（真の触覚というものをお教え下さい）」という願いを、一連の瞑想の一部として唱えていたときがありますが、それがこうして叶っていっているのを、あらためて思い出しました。
いつもありがとうございます。
みんなが神の子：神の子クリシュナ☆(*^-^*)☆
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