mixiユーザー(id:62970363)

2014年12月25日00:29

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新品ホイールのダイナミックバランスを取る

注文しておいた手組みの451ホイールが届いた
(カプレオハブとR390リムというありがちセレクト)
まえの補修済みタイヤをつけるのも気が引けたので
アレはローラー用のスペアに温存しておいて、新規にIRCのROADLITEを発注
今回はふつうに組むだけでなく、ついでにホイールのダイナミックバランスも
取ってみることにした

ダイナミックバランスというのは、自動車でいうホイールバランスのこと
ふれ取りはホイールの真円度やセンター出しのための作業だけど
ダイナミックバランスは重量の偏りをなくして回転を滑らかにする作業になる

これをしておくと、重量の偏りでホイールが振動することがなくなって
とくに高速走行時の快適性や疲労度が変わってくるらしい

まず、自転車を逆さにしてフォークにホイールをセットし
ホイールに装着位置を変えられないチューブをつけた状態で
(リムテープは最初からついていた)
自然にホイールが静止する状態まで待つ

重量に偏りがある場合、理論上は一番重い部分が真下に来るはずなので
反対側になる真上に適量と思われる仮の重り(1円玉がやりやすい)を
テープで貼り付けて、ホイールが静止したまま動かない重りの位置と重量を導き出す

つぎに、今度はそれにタイヤを装着して、最初にやったように
自然に真下にくる位置をしらべてタイヤに印をつけておく

なぜこんな二度手間をかけるかというと、バランスを取るための重りの量を
なるべく少なく済ませるため
ホイールの一番重い位置を真下、タイヤの一番重い位置を真上に配置すれば
双方の重量の偏りが相殺しあって、全体としての偏りはより小さくなり、
バランスを取るためにつかう重りの量を減らせるわけだ

それで、その通り進めていたのだけど、ものが新品同士のためか
たまたま位置がよかったのか、ほとんど偏りが出ずに
暫定的にホイールとタイヤのロゴをそろえてはめこんだ位置で
ほぼバランスが取れてしまった

念には念で一応その状態で追い込んでみたら、0.5gの重り追加で
ほぼ静止したのでまあこれでいいかと終了

先にフロントホイールをやって、後からリアのバランスを取ったが、
こっちもタイヤをはめた状態からサイコン用のマグネットをつけたら
ほぼバランスがとれて、おなじく0.5gの重り追加であっけなく終わった

スタンドに載せてためしに思いっきりブン回してみたら、振動でブレたり
フレームが揺すられることもなく、カン高いラチェット音を立てて
回り続けている(新品だからあたりまえだとも言える)

あっけなく済んだので本当に必要な作業なのか
多少いぶかしみつつ、今回はとりあえず成功ということにしておいた



ちなみに、仮でない本番の重りはゴルフショップにある升目どおりに
切ると望みの重量になるという両面テープつき鉛シートを使用
ついでにオルベアのほうにもやってみたら
(面倒くさくなったのでタイヤはそのままで重りを追加式)
フロントが3.5g、リアはなんと偶然完全にバランスが取れてて
なにもせずに済んだという結果になりました
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