日本らしさって何だろう？

コートジボワール戦の敗戦にセルジオ越後氏「理想を貫く以外に道はない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=2925544

ドログバってスゲー。

終わってみると、どうにも迫力が無かった。相手陣内に入ってからの動きが遅い。自陣に入られるとズルズル引いてしまう。
これが「やりたいこと」なのだとしたら、それは極論するとサッカーとは違うスポーツだ。
サッカーとは何かは、http://mixi.jp/view_diary.pl?id=507532833&owner_id=1726250 2007年に既に書いた。
「やりたいことは出来なかった」とのことなので、救いはあるのだが。
見終わった後に録画しといたイングランドvs.イタリア観たが、「やっぱいいなぁ」と思う。何ともシンプルかつダイナミックで澱みが無い。ピッチを大きく自由に使い、とにかくよくゴールまで行く。
日本の攻撃は...雨で玉足が遅かったのか？極端に言えば、スローモーション。動きが遅く小さいから、相手に寄せられ、なかなか突破出来ない。
「体格で劣るから、コンパクトに。長いボールは使わない」スタイルの違いといえばそうなのかも知れないが、
それはバルサかスペイン代表になりたいということなのかな？だとしたら、先は長い。というかそれは昨日今日言い始めたことじゃないので、
今回「前回より進化したところを見せたい」って言われても、どうかなぁって感じ。
...そうなんだ。「日本らしさ」って、イマイチ解らんのよ。
だから、試合後に中田英も指摘したように「何がしたいのか解らない」んだ。

でも得点シーンはよかった。あれは心技体揃った一流のゴール。二流の国のチームが出来るゴールじゃない。
昔よりはフラストレーション無く見てられた。進歩は当然ながら間違いなくしてる。ダテにトップリーグの選手揃ってない。
そうやって「平熱で過ごせるようになった」、のかな？世間的にも、昔みたいにアホみたいに無理くりな盛り上がりは無い気がして、却って過し易い。
実況が2度くらい「日本の武器、セットプレー！」とバカなことを口走ったのは相変わらずだけど。