■山行概要
◆【北アルプス】
白馬岳(2932m)
◆2013/9/20(金)〜2013/9/23(月)快晴⇒曇り
◆日程は夜行バス含む3泊4日だが、山自体は山小屋泊の1泊2日、
ピークまでの所要時間9:20(コースタイム8:15)、累積標高差1702m、
歩行距離ピストンで約15km
◆1日目
21:00/部室(うけもち)集合⇒21:45/移動開始⇒22:05/竹橋(毎日新聞社前)
集合⇒22:20/毎日あるぺん号(夜行バス/猿倉直行)出発
9月の3連休を利用して北アルプスの白馬岳に行ってきました。山登りを始めて3年目、ついにあこがれの北アルプスデビューです。初めて登った山、妙義山の時はハイキングコースなにもかかわらずホウホウの体だったのが、遂に北アルプスまで来たかと思うと、自分で言うのも何ですが感慨無量ですね。と同時に継続は力也を実感する一瞬。
実はこの山行、1年も前から計画していたのです。当時は「鬼が笑う」と言われたもんですよ。うけもち登山部の面々は何度も白馬に行ってるのですが、自分は未だ行ったこと無し。アルプスデビューの山は白馬岳か燕岳と言われており、それなら経験者豊富な白馬に連れて行ってもらおうと自分とだーたかさんでお願いをしたわけですね。参加メンバーは以下の4人。
★OG原さん
/白馬岳は今回4回目。穂高の縦走などアルプスの経験値はメンバー1番。今回は初日だけ一緒で2日目は杓子岳・鑓ヶ岳と白馬三山を縦走して夕方白馬村で合流する予定。
★くりぼうさん
/白馬岳は今回3回目。2日目はOG原さんと同じコースを縦走するが下山はせず、白馬鑓温泉小屋に泊まって3日目に下山する予定。
★だーたかさん
/今回が北アルプスデビュー。ルートはピストンで白馬山荘に泊まり2日目はそのまま下山の予定。
★自分
/だーたかさんと同じ、今回がアルプスデビュー。2日目朝からはだーたかさんと二人で行動する予定でしたが・・・・
ところがところが！前の週の3連休は京都での大水害の記憶も新しい台風18号が日本列島を縦断！この日程でキャンセルを余儀なくされた人たちがそのまま翌週にスライド。小屋(白馬山荘)予約の段階で「いつもの3倍の宿泊予約です！」とのこと。鑓温泉小屋に至っては「畳1畳に3人です」状態らしくこの時点でくりぼうさんは縦走を断念、2日目はそのまま下山して帰路につくことに。
それよりも只でさえベストシーズンを外して雪渓が溶けてしまっている9月後半、台風のせいでさらに雪渓が溶けてしまい、どうやらヤマレコなどを見る限り「大雪渓立ち入り禁止」の情報もちらほら。。一体どうなることやら・・・。
さてさて、いつも通り前振りが長くなりましたが。9/20(金)夜21:00、部室(うけもち)に集合です。ここでバス発車まで軽く飲んで、夜行バスはガッツリ寝てしまおう作戦。自分は20:30到着、一足先に常連さんたちと飲み始める。実はこの日は自分、この山行に備えて有給を取ったのですよ、珍しく。何せ夜出発ですからね。ってことで4連休なわけです。デカいザックを背負ったメンバーが続々と集結。立ち飲み屋が山岳部の部室に変わる一瞬。
近所のコンビニで翌朝とお昼の食料買出しをして21:45、集合場所の竹橋まで移動開始。毎日新聞社前から出る「毎日あるぺん号」に乗るのです。これは登山口の猿倉まで直通している夜行バス。22:20、竹橋を出発。席はラッキーなことに最後列を横に4人。途中談合坂と梓川の2箇所でトイレ休憩。
朝5:00、予定より1時間も早く猿倉に到着。まだ辺りは真っ暗です。荷物を下ろして身支度に取り掛かる。簡単に朝食を済まし、受付で登山届け。ここでまさかの会社先輩に遭遇。昔から山やってる人なんですが、まさか猿倉で会うとは！白馬岳からは栂池方面に縦走するとのこと。トイレも済ましてザックを背負い朝6:00ジャスト。
いよいよ初めての北アルプス登山、スタートです！
その�△紡海�・・・。
■写真解説
�’鯒録�小屋から白馬三山を見上げる。左から鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳。本日の目的地だが、あんな高い所に登るのか。
��日本三大雪渓の一つ、「白馬大雪渓」を行く。と思いきや雨で溶けてしまって雪がないというオチ。一見白いので全てが雪に見えるが、右半分は真っ白な大きい石のガレ場。わずかに残った雪渓部分は危険のため立ち入り禁止。登山者は左側に見える「秋道」と呼ばれる未整備のガレ場通行を余技なくされる。
�Ｂ臉齋魅┘螢⊇�点付近の様子。見てくれ、この巨大なシュルンドとクレバス！真っ黒い穴に見えるスノーブリッジの下は、雪解け水の川がゴーゴーと音を立てて流れている。雪渓に入らなければクレバスは恐くないが、雪渓脇の秋道を歩く途中に大きなシュルンドが数え切れ無いくらいあった。滑落してシュルンドに落ちればそのまま雪の下を流れる川に流され、まずもって助からないだろう。
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