■山行概要
◆【奥高尾】
高尾山(599m)⇒城山(670m)⇒景信山(727m)⇒陣馬山(855m)
◆2013/7/26(金)曇り、湿度100％(多分) 、不快指数100％(確実)
◆所要時間9:35(コースタイム7:35)、累積標高差1010m、歩行距離約20km
◆6:36/高尾山口駅着⇒6:55/清滝⇒7:05/6号路登山道入口⇒
7:15/琵琶滝⇒7:50/大山橋⇒8:40/高尾山山頂⇒一丁平
(ここで9:15〜10:30まで休憩&くりぼうさんご夫妻と合流)⇒
10:50/城山山頂⇒11:15/小仏峠⇒景信山山頂(ここで11:55〜12:10
まで休憩)⇒13:20/底沢峠 ⇒13:30/明王峠⇒ 14:05/奈良子峠⇒
陣馬山山頂(ここで14:45〜15:15まで休憩)⇒16:10/陣馬山登山口⇒
16:35/陣馬高原下バス停着
半年振りに高尾山から陣馬山までの縦走に行ってきました。よく考えたら7月は全然山行ってなかったので。
海の日の三連休はM.O.C.のアクティビティに参加。長瀞で初日がラフティング、翌日シャワークライミング。翌週は昨年から延期したリフレッシュ休暇を無理やり取得して前半は旅行に。宇奈月のトロッコ・立山黒部アルペンルート・上高地など。
ちなみに今年のシャワクラですが、小さい子供OKの親子枠に参加したんですが、全然クライミングじゃない。昨年の大人向けコースはちゃんと沢登りだったのでレポート書きましたが、今回は川遊びの範疇なのでレポートはなしです。
で、金曜日。せっかくの平日休みなのでトレーニング兼ねて高尾の方でも行ってみるかと。ヒルさえいなきゃ、トレーニングなら丹沢なんですがね。とにかく休日の激混み時しか行ったことないので、初の平日登山ですよ。
朝6時半過ぎ、いつも通りのスケジュールで登山開始。今回は稲荷山ルートではなく、初の6号路。琵琶滝コースです。川沿いに山を上がっていくルートです。地元の早朝散歩している人以外、ほとんどずれ違いもない。途中の分岐は稲荷山コースに合流する方ではなく、そのまま6号路を進むルートへ。川中の飛び石を跨ぎ、階段経由で高尾山山頂へ。いつもより15分くらい多めに時間がかかった。まあ、初めてのルートだから仕方ないか。
なお、高尾山口降りた時から辺りは物凄いガスと湿度。不快指数100％間違いなし。山頂ももちろんガス。景色等全く見えないので、写真はピークハントの記録撮影のみとし、一路朝食予定地の一丁平へ向かう。今回は前回のアウトドアすき焼きの帰り(早朝から資材をシェルパして一丁平ですき焼きを食う)で通った一番右のルートを選択。
一丁平で朝ご飯をしていると、ほどなくしてくりぼうさんご夫妻が到着。過去の日記を見ていただくとわかる通り、「行ってきます！」宣言をするとだいたいうけもち登山部の誰かが参加してきます。今回は平日なので、くりぼうさんご夫妻が合流しました。
この段階で持参した水が半分以下に。何せこの湿度、汗をかく量がハンパねえ。補給のため巻き道を使わず城山山頂へ。が、茶屋が閉まってる。夏休みなのに？高尾の茶屋は空いてたぞ？まあいいや、ってことでここでもピークハントの記録撮影だけして小仏峠へ。そのまま景信山に登頂。うわ、ここも茶屋閉まってる！まずいなあ、工程的にはここで半分。残り半分、30％の水残量で行けるのだろうか？少なくとも調理用にはもう水は割けないので、湯沸し系は全て諦めねばなるまい。プラティパスの残量を全てハイドレーションに移す。
それにしても暑い。気温がどうこうじゃなくて、湿度と無風のせいだ。汗かいても気化熱で冷却されることが全くない。いやー、厳しい！おかげで全然ペースがあがらないよ。
明王峠にて非常用のペットボトル(ちっこいポカリスウェット)をついに開ける。これ以上の我慢は熱中症の恐れがあり危険だ。念のためU子さんから水を150ccほど分けてもらう。これでもし陣馬山頂で補給ができなかっら、この150ccで残工程を消化しなくてはならない。うーん、少し甘く見積もっていたなあ。よく考えたら一昨年の真夏の妙義。5時間の行程で水2Lを消費しているんだから、今回みたいな真夏の低山で9時間のトレッキングとなれば、少なくとも3Lは用意するべきだった。
そんなこんなで結局ヘロヘロになりながら4つ目のピーク、陣馬山山頂に到着。3軒ある茶屋のうち、1軒が営業しているのですかさず水を補給する。当初はここでお昼ご飯の予定だったが、前回よりも相当時間を押しているため、休憩は15分程度で収め、即下山することに。
前回と同じ16:25のバスには10分ほど間に合わず、バスを待つ間隣接する茶屋で生ビール！！これが死ぬほどうめえ！はあ、生き返るわ。自家製のモロ味噌もとてもおいしい。
陣馬から高尾はバスの終点と終点。40分近く時間がかかるので移動中は瀑睡です。高尾で軽く打ち上げをして、自分は横浜へは戻らず、そのままかみさんの実家がある秋川へ。八高線で拝島に出て、そこから五日市線ね。
結果的にはいいトレーニングになりました。課題は暑さと水、でしたね。真夏の低山はもういいや、行かね！
■装備関連
��mont-bell/アルパインクッカー(ディープ11)
モンベルのコッヘルです。今まではずっとEPIのバックパッカーズSという、最小・最軽量のチタンクッカーを使ってたんですが、最近かみさんと二人で山行くことが多くなりまして。湯沸しにせよとにかくソロ用じゃ容量が足りないと。で、250のレギュラー缶が格納出来て目盛りが付いてれば何でもいいや、材質もチタンにこだわる必要なくて、安価で強度のあるブラックアルマイトならメーカーこだわらず。他に候補としてはプリムスとコールマンで似たようなのがあったんだけど、溜まったポイントで買い物できるモンベルのやつにしました。今回はテスト使用で持参しましたが、基本ソロの時はEPIと110のマメ缶を持参します。家族参加の時はモンベルと250のレギュラー缶ですね。
■写真解説
��6号路の終盤辺り。川？沢？水の流れる中、飛び石を歩いて上に上がります。ここ、増水したら通れないじゃないか？
�∩芦鵑留�高尾縦走から約7ヶ月。丹沢やら奥秩父やらの山行を重ね、今回は余裕だろう、と思ってましたがやっぱりキツカッタ。最後は毎度御馴染みのヘロリンQでやっとこさ登頂&記録撮影。今回はホント「暑さにやられた」の一言。
��陣馬山の下山途中で発見した「そろえて置かれた一足の靴」！思わず首吊り死体があるんじゃなかろうかと、メンバー全員で上を見上げちゃいました。ちなみに飛び降りるような場所でもないので、自殺かどうかは不明。なんでこんな所に靴が置いてあるんでしょうかねえ。
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