mixiユーザー(id:8306745)

2013年01月22日08:34

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麻生太郎の言葉の使い方には確かに問題がある事もある。

麻生副総理が終末期医療めぐる発言撤回、一般論ではなく私見
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=2295547

だがしかし。

現在mixiニュースでリンクされている
ソースで、以下の内容が読める物はない。

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麻生財務相:社会保障会議での発言を撤回、
「適当でない面もあった」
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGYRIT6JTSE801.html

共同通信は、麻生財務相が同会議で
高齢者などの終末期医療に関し
「政府の金で(高額医療を)
やってもらっていると思うと
寝覚めが悪い。さっさと死ねる
ようにしてもらわないと」などと
述べたと伝えた。
財務相は同記事について会見し、
「主語が抜けている。議事録でも
『私は少なくとも』と主語を入れている」
と述べていた。

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引用以上。

さて、次は国語の問題だ。

a.「さっさと死ねるようにしてもらわないと」
b.「私は少なくとも、さっさと死ねるようにしてもらわないと」

a.は主体者が明確に記述されていない。
つまり、この場合の主体は「可能性のある
凡ゆる人」。そして、行為(=死ねるように
する)の指示者は発言者となる。麻生太郎が
不特定多数の国民(この場合は高度医療
対象の高齢者)の「死を願う」文章に
なっている。

b.は至って単純。「麻生太郎は終末医療に
よる延命措置は望んでいない」というだけ。

以上を確認した上で、今度は倫理の
問題。

言葉の使用、というのは非常に難しい。
充分に尽くしたつもりでも、行き違いや
誤解は零には出来ない。

人間の作った物なのだから、不出来で
当たり前、なのかも知れないが。

ならば、発言の主客が変わってしまう
ような改変を「報道」としてするべきか?

断固として否だろう。

こういった姿勢をネット界隈では
「報道しない自由」と揶揄するのだ。

この効果を理解して行ったのであれば
悪意があるし、「捏造」と云っても
良いレヴェルである。そして、理解して
いないのであれば、国語能力が低過ぎる。
いずれ、「言語を使用するメディア」
としては失格と云えよう。

最後に麻生太郎個人の問題。

マスコミ、という媒体は以上で見たような
「低劣な」行為を平気でする。
だからこそ、そのような連中に
つけ込まれる発言は避けるべきで
あろう。

無論、切り貼りし放題、という相手を
意識して完璧に、など誰にも出来る
ものではない。

だがしかし。

だからこそ。

「日本を取り戻す」のであれば。

充分な注意は必要だ。

貴方の伝法で闊達な気質は間違いなく
美徳であり、私は好むがね。

相手は「下種」である。

ゆめお忘れなく。


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