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2012年12月28日10:56

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クリスマス礼拝と百合系クリスマス

 平成23年12月23日(祝・日)。
 今日の丸美先生は、午前中は近くの基督(キリスト)教会で、降誕祭(クリスマス)礼拝の体験。
 夜は神奈川県平塚市にて、百合系クリスマス会だった。
 朝、携帯ラジオで、東京放送(954kHz)の安住紳一郎の日曜天国を聴きながら、外に出る。
http://www.amazon.co.jp/%E5%B1%80%E3%82%A2%E3%83%8A-%E5%AE%89%E4%BD%8F%E7%B4%B3%E4%B8%80%E9%83%8E-%E5%AE%89%E4%BD%8F-%E7%B4%B3%E4%B8%80%E9%83%8E/dp/409387641X )
 東京放送(954kHz)・受信記録(10:00〜10:50)。安住紳一郎の日曜天国(聴取率調査週間。お台場、ほか)。SINPO=55555。
 歩いて、基督(キリスト)教会には、11時00頃に到着した。
 降誕祭(クリスマス)礼拝体験は、昨年に続いて二度目である。
 礼拝堂に入ると、正面に十字架がある舞台がある。
 その前では既に、白い衣装を着た声楽隊が賛美歌の練習をしていた。
 舞台を中心に、扇を開いたみたいに席がならんでいる。
 丸美先生は、入って左側の席に案内された。
 聖書を置けるように、机もある。
 ぎりぎりに来てしまったので、すぐに開始である。
 手品師のマギー司郎師匠のような口調の牧師さんが、この礼拝は、地元FMラジオにて中継されている旨を語り、祈りに移る。
 向かって右手には、コンビニエンス・ストアの店頭のようなクリスマス・ツリーがある。
 インターネットで動画配信もされているようで、ところどころにビデオ・カメラマンもいる。
 起立となり、全員で、
「天にまします……アーメン」
 と祈る。
 続いて、声楽隊に合わせ、
「讃美歌112番(諸人こぞりて)」
 の合唱となった。
 正面のスクリーンには、歌詞も映し出される。
 この歌がないと、降誕祭(クリスマス)礼拝の感じがしないものである。
 牧師さんが聖書の一節を読む。
 ヘンデルの「Messiah-メサイア-」より「Hallelujah!-ハレルヤ-」、いわゆるハレルヤ・コーラスの合唱。
 盛り上がった所で、牧師さんのお言葉となる。
 といっても固苦しい話ではなく、この教会は42年前に27人で始まったという話とか、手話の話とか。
 手話で、
「クリスマスおめでとう」
 と言うのは、
 両手を顔の両側で開く……手話を始めます。
 両人差し指でバッテンを作る……クリスマス。
 両手を顔の両側でひらひらする……おめでとう。
 と、やるのだそうだ。
 本も出している人で、冗句(ジョーク)も多い。
 外国の奥地に布教活動に行き、小型飛行機で行った時の事。
 密林の上を飛びながら、
「こんな飛行機で平気なのかな」
 と言うと、機長からは、
「大丈夫ですよ。木の上に落ちますから」
 また、ある時、4人が乗った小型飛行機が墜落しそうになった時、3つの落下傘しかなかったらしい。
 すると、同乗していた外国人が、
「私は優秀な脳外科医なので、まだ死ぬわけにはいかない。この落下傘は使わせて貰う」
 別の外国人も、
「私は優秀な宇宙工学者なので、まだ死ぬわけにはいかない。この落下傘は使わせて貰う」
 と、降りて行った。
 残ったのは、牧師と10歳の子供に、落下傘1つだった。
「私は**教会(礼拝に来ている教会の名)の牧師です。あなたには未来があります。落下傘はお使いなさい」
 すると、子供は、
「大丈夫だよ。脳外科医のおじさん、落下傘でなく、僕のリュックサックを担いで行ったんだ」
 冗句(ジョーク)なので深く考えないで下さい、とも言っていた。
 ここで、全員で聖書を読み、牧師さんから聖書の説明がある。
 渡辺和子「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎)
http://www.amazon.co.jp/%E7%BD%AE%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%A7%E5%92%B2%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%95%E3%81%84-%E6%B8%A1%E8%BE%BA-%E5%92%8C%E5%AD%90/dp/4344021746 )
 を引き、咲けない時は根をはわせ花を咲かす準備をしなさい、と語っていた。
 牧師さんは、今年(平成23年)の2月24日にベツレヘムに行ったそうである。
 この道も、あの道も、イエス様が歩いた道だと思うと感動したそう。
 思わず俳句を詠んでしまったそうである。
「ベツレヘム、ああ、ベツレヘム、ベツレヘム」
 牧師さんの話が終わり、
「賛美歌109番(聖しこの夜)」
 の合唱、そして、祈りとともに黙祷にと移る。
 牧師さんは、世界平和などを祈っていたようだ。
 献金の時間となり、係の人が、踊るような足取りで、黒い袋を持って巡回する。
 黙祷が終わると、ちびっこや車椅子、外国人も含めた13名が、壇上の牧師さんの前に下を向き並ぶ。
 13名というのは偶然だろう。
 祈りと聖水を受ける。
 牧師さんは壇上から降り、「受聖者」頭や方に手を当て、声を掛ける。
 良く分からないが、いわゆる懺悔の時間なのだろうか。
 向こうを向いているが、顔はビデオ・カメラに映し出されている。
 声掛けが終わると、「受聖者」はこちらを向き、晴れやかな顔となっていた。
 泣いている者もいた。
 そして、ハレルヤの合唱。
 ちびっこコーラス団が出て来て、
「これこそクリスマス」
 を歌い、礼拝の終了である。
 クリスマスイブ礼拝と当日礼拝についての、お知らせがあった。
 礼拝堂の出口には、牧師さんと握手をするための行列ができていた。
 外に出ると、皆で、
「降誕おめでとう」
「メリー・クリスマス」
 を言い合っている。
 サンタクローズの服を着た盲導犬がいた。
 ファンシー・ショップのような雰囲気の売店もあるのだが、昨年、見たのでパス。
 12時過ぎに、教会を出る。
 昨年食べた、お蕎麦屋さんもパス。
 阿刀田高「新約聖書を知っていますか」(新潮文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E7%B4%84%E8%81%96%E6%9B%B8%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%98%BF%E5%88%80%E7%94%B0-%E9%AB%98/dp/4101255210 )
 一度家に帰り、次に向かうのは、神奈川県平塚市の百合系酒場での、クリスマス女子会である。
 JR東日本・東海道本線、平塚駅下車。
 時間合わせで、駅西口の新古本屋さんで、オール讀物の直木賞発表号をまとめ買いする。
 百合系酒場には18時頃に着いた。
 まずはオレンジ・ジュースを飲む。
 クリスマス女子会は、本当は12月21日(金)、22日(土)、23日(祝・日)の開催で、今晩が三夜目である。
 24日(振・月)については、めいめいお楽しみ下さいという事だが、行き場のない人のために通常営業もやっているそう。
 買ってきたオール讀物を少しだけ見ると、
 中野京子「絵画で読みとく聖書」
 に、偶然だけど、イエス・キリストの誕生日が12月25日であるとは聖書には書かれていないという豆知識があった。
 マリアの受胎告知が3月25日とはあり、そこから逆算した日付なのだそうだ。
 そうだったのか。
 夜空の星座から割り出したという話も聞いた事があるけどね。
 フラ・アンジェリコ(Fra Angelico)「受胎告知(Annunciazione)」
http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/angelico_annunciazione.html )
 この記事からではないけど、現在、前日の24日も祝うのは、当時の日付変更が深夜の零時ではなく、夕方の18時にあったためらしい。
 24日の18時からが、25日になっていた時代もあった。
 ついでに書くと、サンタクローズの服が赤いのは、米国コカ・コーラ社が宣伝のために自社のイメージ・カラーに合わせたというだけで、特に指定はないらしい。
 それに、赤を採用しているのは、日本だけなのだそうだ。
 大韓民国では赤くない。
 もう一つ書くと、郵便葉書に、
「サンタクロース様」
 とだけ書いて投函すると、青森県だったと思う、サンタクロース郵便局を名乗る、どこかの郵便局長宛に届くらしい。
http://www.jp-network.japanpost.jp/notification/storeinformation/detail/index.php?id=885 )
 さて、今回の料理は、炒飯(チャーハン)、焼売(しゅうまい)、カツ、サラダ、南瓜(かぼちゃ)のスープなどだった。
 カウンター席で、皆で料理を楽しんでいると、いきなり、扉が開き、
「メリー・クリスマス。トナカイが遅れました」
 と、サンタクローズに扮した幹事さんが現れた。
「メリー・クリスマス」
 皆も応える。
 ご丁寧に、
「会計係」
「幹事」
 の腕章までしていた。
 この格好で、夜の街を歩いて来たわけである。
 でも、本当にトナカイに乗ったら、動物虐待である。
 幹事さんの発表によると、平成の天皇陛下と同じ、今日が誕生日の人がいるそうで、
「ハッピー・バースデー、ツー、ユー」
 の合唱があった。
 続いて、日本版聖書である古事記、その有名な、日本版アダムとイブ、伊邪那岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)による国産み神話に由来と思われる料理が出て来た。
 蝋燭(ろうそく)を吹き消し、記念撮影。
 阿刀田高「楽しい古事記」(角川文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%98%BF%E5%88%80%E7%94%B0-%E9%AB%98/dp/4041576237 )
 出雲井晶「わかりやすい日本の神話」(中公文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%84%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E7%A5%9E%E8%A9%B1-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%87%BA%E9%9B%B2%E4%BA%95-%E6%99%B6/dp/4122044774 )
 石ノ森章太郎「古事記ーマンガ日本の古典(1)」(中公文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E4%BA%8B%E8%A8%98%E2%80%95%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%AC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%8F%A4%E5%85%B8-1-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E7%9F%B3%E3%83%8E%E6%A3%AE-%E7%AB%A0%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4122034507 )
 一段落すると、店長さんのバイオリン演奏で讃美歌112番(諸人こぞりて)、賛美歌109番(聖しこの夜)の合唱がある。
 もう一曲、名前は知らないが、表彰式の時に良く流れる曲の演奏もあった。
「讃美歌1番って、どんな歌だろう」
 という声が出ると、
 幹事さんが早速、携帯端末で、
「讃美歌1番は、こんな歌です」
 と調べて、音声も流してくれた。
 男役は侠(おとこ)気がある。
 でも、良く知らない曲だった。
 もちろん、定番のケーキも食べる。
 その後、あみだくじによるプレゼント交換、ホワイト・クリスマスとクリスマス・イブのカラオケ、記念写真の撮影などがあり、楽しい聖夜を過ごしたのであった。
(400文字15枚)
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