10年に一度くらいに許される贅沢。

「至福の牡蠣そば」を休みなんで
作って食す。

我ながら、至福。

贅沢過ぎるから、良心が咎めるので
滅多に出来ないのだが。

作り方を備忘録的に記そう。

前日の仕込
1.牡蠣の水炊きを作る。内容は昆布で
出汁を取り、牡蠣、豆腐、葱、水菜程度に
具は留め、煮崩れる物や濁る茸は避ける。
2.遺憾なく食し、酒を呑む。
3.半端に内容を残し(鉄の自制心で、
牡蠣も4、5粒残す。メインは明日、なのだ)、
鍋に蓋をしてダラダラと酔って寝る。

当日
4.飲み過ぎを、後悔しつつ起きる。
5.鍋に残った出汁を笊で濾しつつ
器に開ける。
6.宝石のように輝く牡蠣の出汁スープを
暫し愛で、鍋で煮たたせる。
7.サッポロ一番塩ラーメンのスープ「のみ」を
投入。若干出る灰汁はこの時点で掬う。
8.中華三昧の麺「のみ」を投入。
9.笊に開けた鍋材から、牡蠣をピックアップ
して投入。
10.2分半煮る。
11.完成。

いやぁ美味い。
牡蠣の芳醇な出汁に塩ラーメンスープの
マッチングは眩暈がする程で、固めに
茹でた麺がまたよく絡み、うっとり。
蛇足としか云いようの無い具や調味料は
一切排除し、シンプルな旨味が堪らない。

マジで1200円くらいなら出す！という気に
させるくらいの美味なのよ。

牡蠣好きなら、腰を抜かす程の旨さは
保証する。



さて、残ったサッポロ一番の麺と
中華三昧のスープ、どうすっかなぁ。