mixiユーザー(id:6131584)

2012年11月20日02:20

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ヱヴァンゲリヲン:Qのことを少し

長く書くのはさすがにだるいので手短に。
いや、しゃべりならいろいろ言いたい気もあるけど文字に起こすのがめんどいw


で、今回Qは途中で終わりのような感じなので完結編と込みで語らないといけないというか、
あくまで繋ぎの内容なので単品の映画としてはダメ出ししておかないと仕方ないですな。
もともとはQと完結編の2本立ての予定だったわけだが、
そりゃあの内容なら続けてやらなきゃ客ウケは悪くなってもしゃーないでしょう。


・概略は旧劇と同じなのだが、その旧劇との差別化を踏み込みすぎた。 
 序、破も同様の作りなわけだが、今回は展開の思い切りの良さが裏目に出ている。
  
・ストーリー展開の都合にキャラが振り回されている。
 キャラクターの感情の切り取り方があざといだけのようにも見えるが、
 あそこまで徹底されてしまっては客は置いてけぼりである。

 一番良くないのはシンジくんを収容してからのミサトたちの言動のことだ。
 あの突き放し方ではシンジくんがネルフへ行ってしまうのも当然。
 再会当初は他のクルーたちと同席していた手前、
 事務的な態度にならざるを得なかったとも言えるし、
 次の場面での説明時ではネルフ側の急襲によって充分な時間を取れずに
 説得しきれなかったとも言えるが、
 観客にそんな感情移入を促せるものでもないし、
 やはり展開に無理があったと言わざるを得ない。 

・作画に沖浦の名前があった(・∀・)
 ある意味一番テンションが上がった瞬間w
 やっぱりピアノ辺りをやってるのかなあ?
 あと、冒頭の宇宙空間でのカメラワークは板野の味だと思う。
 ウルトラマンメビウスとか思い出した。

・ピアノ演奏はループの説明。
 カヲルくんがシンジくんに言った「反復練習したらもっと上手くなるよ」的なセリフは、
 そのままループを示唆するものだと思った。


そして次回作のタイトルが シン・エヴァンゲリオン劇場版 :|┃なのである。
ヱヴァンゲリヲンからエヴァンゲリオンに戻り、
後ろの記号 :|┃は演奏記号の反復終了を表すものである。
(文字でうまく書けないんだけど意味は通じてるよね?)

つまり、エヴァ→ヱヴァ→の流れがまたエヴァに戻るということになるのでしょうか。
単なるループネタというだけにとどまらず、
そこに巧みな狙いを盛り込んで上手くまとめてほしいと思います。

それこそ、シンジくんと冬月の将棋のシーンでの、
「世界の崩壊と再構築が容易でないのは時間が可逆できないのと同じ」的なセリフへの
回答になるのではないかと思います。


ふー、まあこんなところで終わりにしときます。
案外短く済ませられたと思うのですがw

あ、あと、次回予告での8+2号機のことをキカイダ−とか仮面ライダーWとか言う人がいるけど、
あれはやっぱりジャンボーグ9だよなあと思うオッサンのワシw


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コメント

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