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2012年09月02日23:47

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代官山巡りと横浜スタジアム

平成24年8月30日(木)。
 今日の丸美先生は、所用で東京・渋谷区に行く。
 帰り道、神奈川県横浜市の横浜スタジアムで、プロ野球、ベイスターズ対タイガース、最終戦も観戦したのであった。
 まず、午前中は、自宅近くの銀行で月末の支払いをする。
 その後、東京・渋谷に出る。
 これから、しばらくは、渋谷生活となりそうである。
 用件が済み、京王帝都電鉄・井の頭線、渋谷駅、駅ビルの中にあった渋谷観光協会で、韓国語の観光案内を貰う。
 駅ビルの南側にも出てみる。
 そちらを歩くのは初めてだったが、古い時代の雰囲気を残しつつ、お洒落な焼き鳥屋さんがあった。
 今度、入ってみよう。
 渋谷の地形は確かに谷で、駅ビルに沿って急坂があった。
 この辺りの郵便局は数年前に巡り尽くしている筈だったが、巡っていない郵便局を見つける。
 渋谷中央街郵便局で、166局目、266円の旅行貯金をする。
 井の頭線、渋谷駅の駅ビルに戻る。
 歩いていると、いつの間にか東京地下鉄(メトロ)・銀座線、渋谷駅の改札口に出る。
 地下鉄なのに駅ビルの3階にあるという、例の駅である。
 丸美先生が敬愛する、レイルウェイ・ライターの宮脇俊三先生が、
「渋谷駅は複雑なようでいて、乗り換えに便利」
 みたいな事を言っていたが、確かにそのようだった。
 JR東日本・山手線、渋谷駅の改札口も、すぐである。
 東側に出て、檸檬(れもん)型が連なったような衝立の外観が特色の、東京急行・東横線、渋谷駅の写真を写す。
 この駅は、来年(平成25年)に東横線ホームが、東京地下鉄(メトロ)・副都心線と共用されるのと同時に廃止になるというので見納めである。
 かつては東京都電の駅があったという路上には、都バスがひしめいている。
 向こうの高架には、今まさに地下鉄が通過している。
 駅前の複雑な交差点に、ロの時が幾つも繋がったような歩道橋から、まとめて写真を写す。
 さて、この後は、どうするか。
 そういえば今晩は、横浜スタジアムで、プロ野球、ベイスターズ対タイガースの最終戦である。
 遠いようであるが、東横線を使えば一本である。
 しばらく時間があるので、東横線に沿って郵便局巡りをしてみよう。
http://www.amazon.co.jp/%E6%98%A5%E3%81%AE%E5%B0%8F%E5%B7%9D%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E6%B6%88%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%8B-%E6%B8%8B%E8%B0%B7%E5%B7%9D%E3%81%AB%E3%81%BF%E3%82%8B%E9%83%BD%E5%B8%82%E6%B2%B3%E5%B7%9D%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2-%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%87%E3%82%A3%E6%96%87%E5%BA%AB6-%E7%94%B0%E5%8E%9F-%E5%85%89%E6%B3%B0/dp/4902695138 )
 東横線、渋谷駅の南側に川が現れ、南に向かっている。
 雑居ビルに挟まれ、すっかりコンクリートで固められているが、童謡「春の小川」の舞台となった渋谷川である。
 後に地図を調べてみると、
 星新一「きまぐれ指数」(新潮文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E6%B0%97%E3%81%BE%E3%81%90%E3%82%8C%E6%8C%87%E6%95%B0-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%98%9F-%E6%96%B0%E4%B8%80/dp/4101098034 )
 の舞台となったらしい「新一の橋」を経て、東京湾に流れるようだ。
 東横線の高架は、渋谷川に沿って南に向かっている。
 渋谷川と平行する明治通りを南に歩いていると、都会の印象が強い渋谷であるが、人が生活を営む町でもあり、町の祭りもあるようである。
 町内会の掲示板まであり、区役所の案内などに交じって、金王八幡宮大祭のポスターも貼られていた。
http://www.shibuyadogenzaka.com/event.html )
 金王八幡宮大祭は、9月15日(土)、16日(日)に開催されるのだそうだ。
 なお、金王八幡宮は、
 奥田英朗 作品集「空中ブランコ」(第131回(平成16年上)直木賞受賞作・文春文庫)
http://www.amazon.co.jp/%E7%A9%BA%E4%B8%AD%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B3-%E5%A5%A5%E7%94%B0-%E8%8B%B1%E6%9C%97/dp/4163228705 )
 にも登場する。
 金王八幡宮大祭のポスターの隣には、田舎の掲示板のような手書きのポスターまでがあった。
『お神輿を担ぐ方募集
 半てん用意しています
 (お土産飲物用意しています)
 九月十六日(日)並木橋児童公園十時集合
 お神酒所より宮入り後町内及び道玄坂一巡
 (道玄坂式典あり)
 参加希望の方九月十四日よりお神酒所迄お願いします
 渋谷三丁目町会祭典委員会』
 渋谷川に接する、渋谷三丁目郵便局で、167局目、267円の旅行貯金をする。
 明治通りをさらに南に行くと、道路を渡った先に小さな祠があった。
 商和稲荷と言うようだ。
 渋谷東二丁目郵便局で、168局目、268円の旅行貯金をする。
 この辺りで、渋谷川に合わせて南に向かっていた東横線は東へと方向を変える。
 合わせて交差点を東に曲がると、都バスの車庫があった。
 原子力発電所なのか、大きくて高い煙突がある施設もあった。
 東横線はJR東日本・山手線を高架で跨いでいる。
 この光景も見納めの筈なので、山手線を跨ぐ歩道橋の上から写真に写す。
 歩道橋の上で立ち止まったままの人がいたので何かと思ったら、写真機を持った同業者だった。
 代官山の町中になると、気のせいか、横浜のような雰囲気になった。
 渋谷代官山郵便局で、169局目、269円の旅行貯金をする。
 東京急行・東横線、代官山駅は線路付け替えのために工事中で、場所が分かりづらかった。
 ホームはトンネルの中にあった。
 東横線の電車は、車端だけ長距離列車みたいに四人掛けになっている。
 座って、眠る。
 横浜駅からは、そのまま横浜高速鉄道(地下鉄)・みなとみらい線に乗り入れるが、ここで降りる。
 横浜スタジアムに行く時は、なるべく歩く事にしている。
 横浜駅からは高架の遊歩道があり、みなとみらい線、新高島駅の駅前まで歩く。
 新高島駅からは、左手に横浜ランドマーク・タワーを見ながら、みなとみらい大通りの歩道を行く。
 JR東日本・根岸線、桜木町駅、横浜高速鉄道(地下鉄)・みなとみらい線、馬車道駅の駅前を過ぎると、赤煉瓦や時計台など古めかしい建物が多くなる。
 少し道を間違えたらしく、みなとみらい線、日本大通り駅の駅前に出てしまった。
 みなと大通りを歩き、横浜スタジアムに到着。
 丸美先生は、ここ何年もタイガース応援席の切符が取れない状態が続いており、諦めてもいたが、今回は、あっさり取れた。
 口頭で手荷物検査を受け、切符にバーコード入力をして貰って入場する。
 入ってみて分かったが、席が空席だらけだった。
 とりあえず座った席はファール・ポールが邪魔だったのだけど、代わりの席に移ろうとすれば、いくらでも移れた。
 常勝、野村監督以来のタイガース人気は留まる事を知らず、星野監督、岡田監督の優勝時代を経て、タイガース応援席の切符が取れない時代が続いていた。
 それに、遂に陰りが訪れたようだ。
 あやふやな記憶だけど、丸美先生がタイガース応援席に座るのは、平成12年3月の、ファイターズ対タイガース(東京ドーム)以来だと思う。
 試合前のグラウンドでは、17時45分から、女子のスピードガン・コンテストが始まった。
 タイガース女子とベイスターズ女子が、代わり番こに次々と投げる。
 成績は、ころころと49キロ、山なりに41キロ、真っ直ぐに73キロ、外に外れながら38キロ、同じく外に外れながら59キロ、ドタドタと44キロ、外に外れながら39キロ、真っ直ぐに53キロ、外に外れながら51キロ、ビュッと83キロ、ビュッと81キロといった具合だった。
 だいぶ前に、丸美先生がバッティング・センターで投げた時には、40キロか50キロだったから、みんな速いものだね。
 続いて、応援歌に合わせてチアリーダーが踊る。
 外野フェンス上部には帯状に液晶テレビジョンが設けられ、広告や選手紹介が映し出されている。
 帯状なので、選手の顔写真は目の部分だけだった。
 17時55分になり、審判立ち会いで、両監督が選手名の交換をする。
 ふと見ると、一塁側内野席上の、まだ明るい空に、満月が浮かんでいた。
 試合結果は次の通り。
 タイガース  000011100 3
 ベイスターズ 02010001X 4
 タイガースは負けたけど、なかなか面白い試合展開だった。
 5回に1点、6回に1点、7回に1点と追い上げ、7回に同点になった時には、知らない女の人が握手を求めて来た。
 ただ、7回の六甲おろしの時は、風船が禁止されたためか、今まで観戦した時と違って緊張感がなく、直前まで、本当に歌うのか分からなかった。
 ベイスターズ側については、昔も今も、歌わない。
 試合以外では、球場では、いろいろ企画しているようだ。
 前からあったが、チア・リーダーによるバズーガでは、客席にプレゼントを撃ち込んでいた。
 ハマプリは、客席の数人を映し出し、後に写真をプレゼントするもの。
 鎌倉の鳩サブレがスポンサーらしく、「チーズ」みたいな感じで、「鳩サブレ」と笑う。
 初めて見る企画はハマオケで、カラオケ音楽に合わせて客席が合唱する。
 しかし、誰も歌わないので、神奈川県にちなんだご当地ソングにした方がいいぞ。
 タイガースは負けたので、応援歌の合唱もなく、球場の外に出る。
 球場外側には、かつてはなかった、ベイスターズ・グッズの店が新設されたので入ってみる。
 他球団の物は売られていないが、それでも、タイガース姿のファンもグッズを買い集めていた。
 おそらく、タイガースと戦う時以外はベイスターズを応援するファンなのだろう。
 事情が分かっているのか、ベイスターズのファンも、喧嘩する事なく受け入れていた。
 外に出て信号待ちをしていると、阪神タイガース・ショップの黄色い看板を持っている人物がいた。
 当然、気になるので、質問攻めになっていたが、
「矢印の方に行って頂くと、また矢印を持った者がいますので、そちらに向かって下さい」
 と説明していた。
 港側に向かって歩くと、確かに、また矢印の人物がいた。
 矢印の方に曲がり、住吉郵便局の前を行くと、タイガース・ショップとは関係ないけど、
 関西割烹 橘家
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14003173/ )
 という店があった。
「橘家か」
 写真を写そうとしていると、ちょうど女将さんが出て来て、写しづらくなってしまった。
 もう閉店時刻なのだ。
 しかも、その間に、ほかのタイガース・ファンとはぐれてしまった。
 歩いているうちに、韓国料理の、
 京城苑
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14002863/ )
 という店があった。
 Chinese Dining 鷹
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14008163/ )
 という店もある。
 長浜屋台ラーメン博多っ子
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14001454/ )
 という店もある。
 何となく、大韓民国の帰りに福岡に立ち寄ったみたいである。
 それはともかく、いくら行っても、タイガース・ショップらしい店がない。
 さすがにおかしいと思い、引き返す。
 すると、3人目の看板を持った人物が見つかり、すぐそばにタイガース・ショップが入居した古い雑居ビルがあった。
 店は2階にあった。
 学校の教室ほどの部屋に、ユニフォームなどの応援グッズが並んでおり、中には、
 桧山進次郎「生え抜き タイガースから教わったこと」(朝日新聞出版)
http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%88%E6%8A%9C%E3%81%8D-%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%81%8B%E3%82%89%E6%95%99%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8-%E6%A1%A7%E5%B1%B1%E9%80%B2%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/402250918X )
 矢野燿大「阪神の女房」(朝日新聞出版)
http://www.amazon.co.jp/%E9%98%AA%E7%A5%9E%E3%81%AE%E5%A5%B3%E6%88%BF-%E7%9F%A2%E9%87%8E%E7%87%BF%E5%A4%A7/dp/4022508558/ref=pd_sim_b_3 )
 という本もあった。
 見ると、ジャビット人形を引きずって歩いている人がいた。
 これは、別に、引きずるグッズではなく、東京ドームで買った人形を転用しているだけだろう。
 英才教育のための幼児服やレトルト・カレー、何でもある。
 丸美先生は、ペット・ボトルの沖縄ジュースを買った。
 中身を飲んでしまっても、容器は水を冷やすのに使える。
 せっかく、横浜に出て来たので、韓国人街も見に行く事にした。
 JR東日本・根岸線、関内駅の高架を潜り、伊勢佐木モールに出る。
 途中まで行き右に曲がれば、朝鮮文字の看板がある店がある。
 観光向けの、いわゆる韓流ショップではないので、韓国人の日常的な食料品などが売られている。
 清香楼 別館
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140104/14001804/ )
 中華料理店もある。
 メニューを眺めていると、女店員さんが、
「中でなら、ゆっくり選べますよ」
 と、招き入れられる。
 ジュースを入れるような大きなコップで水が出て来た。
 ラーメンを頼む。
 海苔は本格的なのだと思うが、柔らかかった。
 頭上ののテレビジョンでは、東北の大地震を報じていた。
 大岡川沿いの飲食店街も眺める。
 少し離れると、薄暗い路地に、こんな時間だというのに、古い理容店が営業していた。
 店頭には赤青白のねじりん棒がなく、暗い電灯が一つ灯っているのみだった。
「アジアの港町の理容店なのかな」
 と思う。
 大韓民国に行った時、夜明け前に京釜本線、釜山駅に到着する夜行列車に乗ったものだが、駅の外の港町に出ると、そんな時間なのに理容店が、暗い路地に幻のように、赤青白のねじりん棒を灯しながら営業していた。
 大韓民国の釜山港だけではなく、アジアの港町では、そんな理容店が、どこでも営業しているのだそうだ。
「横浜港も、アジアの港町なのだな」
 何となく、納得した。
 この辺りで、携帯端末の電池がなくなった。
 夜空に浮かぶ横浜ランドマーク・タワーを見上げながら、歩いて横浜駅まで戻る。
(追記)
 理容店の正体は、アジアの港町の理容店ではなく、古い理容店を利用した酒場でした。
 日の出理容院 - 日ノ出町/バー [食べログ]
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14001520/ )
http://members.jcom.home.ne.jp/hide-gsp2/sake/tokoya.html )
http://hamada.air-nifty.com/raisan/2005/10/__8ae0.html )
http://blog.goo.ne.jp/hagemarupika/e/9fbe0708275048d137a990b9ea9fb5e5 )
http://hamada.air-nifty.com/raisan/2011/01/post-c739.html )
http://ameblo.jp/furomi/entry-11273999164.html )
(400文字21枚)
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