ペルセウス座流星群観測

平成24年８月13日（月）。
　深夜零時を回った頃、丸美先生がインターネット・ニュースで、英・ロンドン五輪会場での、大韓民国選手の竹島メッセージについて続報を閲覧しようとすると、ペルセウス座流星群似ついての記事が掲載されていた。
　星新一先生だったか、隣の記事が目に入る紙媒体と違って、コンピューター画面は情報に直結されて寄り道できず、発想の妨げになる、みたいな事を語っていたけど、実際はかなり目に入るものである。
「今晩は流星雨だったんだ、そうだそうだ」
　外出着に着替えて外に出る。
　すると、出たとたん、屋根の狭い隙間に、ツツツツーと流れていた。
　思いの他明るかったし、思いの外長い距離を光っていた。
　気持ち、ギザギザに飛んでいるように見える。
「つかみはＯＫ」
　といった感じである。
　道に出ると、また、ツツツツーと流れる。
「こんなに明るくて大きいのだっら、何も暗い公園に行かなくても」
　と、住宅街の中の、街灯が明るい公共施設の横で見る。
　しかし、待ち構えていると、なかなか流れないものである。
　学校同窓会ＳＮＳを開いて、
「流星、なう」
　などと書き込んでいる間に、５つぐらい流れていたのではないか。
　小さいのはあったのかな。
　外に出ている人はいるものの、流星を見ている人はいないようである。
　丸美先生にしても、バスの帰りにも、スーパーに立ち寄った時にも、まるで気にしていなかった。
　あの時から気にしていたら、もっと観測できた筈である。
　１時間ぐらいで戻ったが、大きいのを２つも見る事が出来たのだから満足である。
　東京天文台、ペルセウス座流星群、解説ページ。
（http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20120810-perseid/　）
　夕方、美容室に行く。
　いつも通り、スタイリストさんを指名する。
　いつもアンケートを答えていて、マッサージのサービス券が当たったので、お願いする。
　マッサージも、そのスタイリストさんがやってくれた。
　あだち充「冒険少年」（小学館）
（http://www.amazon.co.jp/%E5%86%92%E9%99%BA%E5%B0%91%E5%B9%B4-%E3%83%93%E3%83%83%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB-%E3%81%82%E3%81%A0%E3%81%A1-%E5%85%85/dp/4091807658　）
　真夏だけど、冷房が効いた建物の中は秋の気配である。
　物憂い気持ちになったので、別の町にも行く。
　人工的な町で、牛丼店もラーメン店も見あたらないが、駅前ファッション・ビルの中に新しく古本屋さんが入っていた。
　その古本屋さんで漫画を読む。
　夜空を見上げると小雨で、今晩の流星観測は無理だった。
　流星雨は数日続くらしい。
（http://naojcamp.nao.ac.jp/phenomena/20120814-lunar-occultation/　）
　早朝には、明るい金星の前を月が通過する、金星食もあるのだが。
（400文字３枚3/4）