今年最後の診察。
「死なないで」と指切り。
もう何回しただろう。
命の約束の形骸化。
何で埋めたって、素通りしていって虚ろな魂が息をしているだけ。
仕事、遊び、文化、みんなはよろしくやってるんだよ。
なんにも関われない自分は心が癌にかかったのかな。
人や物事が生成、発展、衰退、消滅を繰り返すなら、そんなめんどくさいことはなかったことでいいんじゃない?
地球の回転についていけない。
思索したことが単なる神経の無駄遣いなら寝てる方が有意義だよね。
太陽の日差しさえも光の涙に見えて、アスファルトがただただ無機質に在るだけ。
どうしてかな。泣けない代わりにリスカして手首が泣いてくれてるのかな。 酷く落ち着くんだ。
貧しくて沈黙で老いた自分が、なるべくしてなったと心の底で納得してるんだ。
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