ヤマダとコジマ、どっちがどっちがだったか忘れましたけど、片方が開店準備をしていた近所へもう一方が蔽いをかけたまま突貫工事でお店を作って、先に開店させたなんて墨俣城みたいな話がありませんでしたっけ。
先に開店させることにどれだけの意味があるのかわかりませんが。
ヤマダ電機はこうして大きくなった!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1174599&media_id=83
8坪の店から大きくなったという話は、『つぼ八』の方が先だと思うし、それこそ名前が『つぼ八』なので、8坪業界ではちょっとトップがとれんのではと愚考してしまいます。
どうせちょっとやそっと数字が変わっても誰も文句は言わないでしょうから、7坪か9坪にしておけばいいのではないでしょうか。
あと、iPadやキンドルを売っているこのご時世に、続きは書店でという引きはいかがなものかと思いますが、そこは譲るとしても、
>だが、育てた社員が顧客を奪って次々独立してしまい、5店舗まで増やした支店を畳むことになった。
いかにもふつうにピンチなこっちで引っぱるべきだと思います。
>「まごころサービス」を信条としていた山田氏は、このときを境に急速に「安売り」に傾いていく......。
こっちで引っぱると、アナキン・スカイウォーカーがダークサイドに落ちてダースベイダーになったみたいです。「まごころサービスなんて結局、無駄だったんだよ。貧乏人なんざ、札びらで頬を叩くように安くしてやりゃあ、後のフォローなんかなくても買いにくるのさ。後で気づいて騒ぎやがっても知ったこっちゃねえ」という経営者としての内面の危機を描こうとしているのかもしれませんけど、現にヤマダ電機は安売りでのしあがっているのですから、そうつなぐのは無理があります。
基本的に記事の体裁をとった広告だと思うので、どうでもいのですけど、こうした昔の成功譚というのがだいたい胡散臭くて、
>「トースター100円、10台限り」と客寄せのための目玉商品を用意したり、
というのがよくわかりません。電器店は単価が高くて購入機会が少ないので、スーパーのようにはいかない気がします。トースターを買いにきて、ついでに冷蔵庫やエアコンを買ったりはしないでしょう。
まあでも、成功していて勝ち組(←バカ用語)であることは間違いないので、貧乏人のひがみなんぞ気にせず、せいぜいただの自慢話をネットで声高に言い募ってればいいと思います。
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