ミキオ、頑張ってます

でも、いよいよ駄目そうです。

昨日今日と会いに行っていますが　昨日の午後の様子と
今朝の様子は格段に違ってしまいました。
今日昨日は歩けたけど今日は香箱座りも出来ず。

ミキオは気丈に目を開けてこちらを目で追いますが　力が出なくて
グタっと横になったまま。時折爪をマットに引っ掛けて向きを変えようとしますが
自分がどうなってしまうのか、どうなっているのかわからなくて不安なようです。
コタツの横を人が通ると「痛いよ」「辛いよ」「苦しいよ」
と訴えるように、絞り出す様な声で鳴きます。触ってやると…鳴き止むのよね。
脚や体を触ってやっている間は鳴きません。意識ははっきりしているみたい。
辛いけど、頑張っているんだよね。そんなミキオをみて（全然大丈夫ではないのだけれど）
「ミキちゃん、大丈夫だからね」「ミキちゃん、いい子ね」
としか声をかけられない自分が情けないです。
もう「頑張るんだよ（頑張ってね）」とは言えない。。。

毎日実家に通いつめるわけにも行かないので明日からは実家に行けません。
なので私がミキオに会うのは今日が最期なのだと思います。
色々と思いが巡って　実家にいる間、撫でながら何回も泣いてしまいました。
動物を飼うというのは楽しくて幸せで素敵な事だけど
最期の方針は本当に悩むし、命を全うするのを見守ると言うのは苦しくて
ヘタレ人間の私は逃げ出したくなってしまいます。弱いな、私。

ミキオ、口内炎がひどくなって水を飲めなくなってから3日目。
安楽死は考えていませんが本人も周りも辛いです。
後は少しでも苦しむ時間が短く楽に逝ってくれれば、というのと
亡くなるまでは出来るだけ誰かが近くに居てやって
寂しい思いはさせないように　鳴いたらすぐ声をかけてやるのが
我々に出来る最後の世話かと思います。

ミキオ、一生懸命生きています。


コメントや個別のメッセ、ありがとうございました。
ミキオは2/3の未明・2時半頃　召されました。
食べたいのに食べられない・飲みたいのに飲めない等、
数日辛かったのは確かですが、歩けなくなってから
1日でお迎えが来てくれたのはありがたいとすら思います。

夜から意識はなかったらしいのですが1時までは母と弟が、
1時から最期までは弟が様子を見ている中で息を引き取りました。
長引かなかったからこそ誰かが見送れたというのもあり
我々に「見送りをすることが出来た」という満足感というか
納得できる何かを残していった親孝行な子でした。
私も、離れて暮らしているので最期は看取れませんでしたが
意識のある最期の数時間に立ち会えてよかったです。

別れは辛いけど人も猫も、いずれ死にますのでね。こういう機会に死について再認し、
（その時からしばらくしか意識できなくても）有限を意識して
周りの人・動物を大事にする機会にしていこうと思います。