フジロックチケット、ようようゲット

タイトルの『ようよう』を『YO-YO』とかにして
自分の頭の悪さをじんわりと楽しもうかなぁ
とか思っておりましたが、やはりちんけな
プライドが邪魔をして取りやめ。
つうか試す程のことでもないし、
自分の頭の悪さは自分がよく知っている。

さて。

なんの話だっけ？

そうそう。

雨だよ。

梅雨ってのは明けたのかい？
なんだか最近厭な暑さに日中は
包まれておるし、それなりに雨雲らしい
翳りが見えていても結局は
降らずにぎとぎとと晴れたりする。

ま、『梅雨』という語に言霊的な
強制力があるでなし、どうせ、
どっかの誰かが「最近良く降るから梅雨、
そろそろ降らなくなったから梅雨明け」とか
ファジィに決めているに違いない。

分ってるんだ、僕には。

で、フジロックがそんな半端な雨に
見舞われたら困るな、って。

ああ、フジロックの話だったんだ、忘れてた。

去年は見送ったんで、今年は行く事に
したんだった。

で、のんべんだらりと日を過ごし、
もう二週間後に迫ってから。

気付いたね、僕は。

何も決まってないし、行動もしてない事に。

チケット？
買ってない。

行動予定？
決まってない

泊りとかどうすんの？
分る訳ねぇだろ。

さて、困った。

おまけに雨だ。

雨が降ったらどうすればいいんだ。

正直、フェスの雨は困る。
元来虚弱で、初めて行ったフジで
ガンガン降る雨の中、その頃は好きじゃなかった
ケミカル・ブラザーズの音にヤラれきって
死人みたいにうずくまっていたのを思い出す。

ま、その後ブランキーでおまけに雨も
止んでとても楽しい時間を過ごせたんだが。

ま、「どうにでもしやがれコンチクショー」モードに
切り替わったらそれはそれで楽しいんだが、
そうなるまでが長い。

ああ、雨が降らないといいなぁ。

などとまだチケットも買ってないのに思う。

いや、きっとチケットを買ってしまったら
そんな雨の心配なんかしなくなる。

「きっと、降らないにちがいない」という
盲目的な願いに溺れるか、黙って
雨具の用意をするか、だ。

ぼーっと座って空を見上げて二週間後の
雨の心配なんか出来るのは今だけだ。

だが、いつまでも座ってばかりもいられない。

そう、さながらシングル『Standing Sex』を
リリースしたXの名コピー「座ってられねぇんだよ！」
のように（テクスト by　YOSHIKI）。

余談だが、Xの、引いてはYOSHIKIの
コピーは名文句が多い。横浜アリーナを
ライヴ中に倒れてトバした追加公演のコピーが
「今度倒れる時は死ぬ時だ！」や、Xのヴィデオ作品
シリーズ『VISUAL　SHOCK』の『お前の瞳にドロップキック！』等
電通的、イトイシゲサト的（古いか）センスでは
千年待っても出てこない素晴らしいキャッチが多い。

・・・何の話だっけ？

ああ、チケットを買ったんだよ。

雨が降ったら困るなぁ、とはこれで心配し辛く
なってしまったわけだ。

「青い血の雨が降る」とかさ。

・・・Xはもうええっちゅうねん。

しかし、凄いよね、このコピーも。
メジャ1st.アルバムに自分で付けたコピーだもん。

センスはぶっちぎり。つうか物血義理。

日本のヤンキーセンスって吐き気がする程嫌いだけど、
Xだけは笑いに見事に昇華されていて好きだったな。

またYOSHIKI、コピー書かないかな。

フジロックのチケットの話がいっかな出てこないな。

ま、タイトルで「ゲット」って謳ったんだから、
もういいか。

後は違う事を話そう。

で、Xのコピーにはまだ傑作があってね・・・