既読の小説をネット検索した時に、この本を読んだ人は、こんな本も読んでいます、として紹介された本だったと思う。恋愛、そしてヒロインの闘病と死。一昔前に持てはやされた小説の常とう手段だなあ。何気ない日常の中に恋愛があって、でも、その恋愛は死と隣
表紙の派手さと、リアル鬼ごっこの作家ということで、読んでみようと思った。自分の中では、あまり読んだことのないようなジャンルだった。アドベンチャー?スリル?読書をするということは、自分の人生では味わえない他の人の人生を覗くことだと思う。まあ、
読むのに手こずった。自分が疲れていたりすると、読書パワーがダウンする。小説の世界に入り込む、再突入するのに時間がかかる。金曜日の夜に、明日は仕事が休みだ!ということで、一気に読み終えた。言の葉の庭という小説のタイトルが分かる気がする。後にな
膵臓を食べたいって、ちょっとオカルトっぽいなあと思った。でも、それは、爪の垢を煎じて…と同意だと知ると、納得もする。主人公、春樹の1人称の語口で表現される咲良は、あまりにも真反対で、どうして一緒にいることができるのか不思議なくらいだ。男女の
まんぷく寺でまってます佐渡を舞台にした子供向けのものがたり。はまった。3年間佐渡に住んでいたこともあり、この寺は相川の辺りかなとか、海から見える景色は外海府かなとか、金山の割れた風景はどんなふうに描かれたのかななど、思いを巡らせた。主人公ま
そこそこはまって市川拓司さんの作品を読みあさっている。市川さんの作品に多くみられるのは、主人公の生きづらさや世間に馴染めずにいる人物像。その中でも必死になって生きる姿。今回も同じようだった。どんどんわかがええりする主人公の妻と、その事実を受
読みやすかった。読み始めは、人物がやたらとたくさん出てきて、それぞれの人物像をつかむのが、大変だった。読み始めると、次第に全ての人が繋がり始め、それ自体が快感になってきた。最後に人物の相関図みたいのが頭にできると、全ての人の幸せを願うように
こういう世界もあるんだなって。どんな時も、仲間や友達って大事だなって。できる人って、運を味方につけられて、仲間を味方につけられて、でも、頼りっぱなしじゃなくて、責任感や自分の領分があって…。よくわからない世界だったけれど、こういう世界もある
その昔映画になった作品。寺尾聰が大好きで、主演している映画を見て小説も読んでみようと思った。家政婦の彼女が博士に抱いている感情は、単なる愛情だけ?小説の最後に、博士の宝物の野球カードの底から見つけた大切な写真。それを見つけて、切ない想いにな
作者は山田悠介さん娘曰く、近未来のファンタジー系の?作品が多いらしい。リアル鬼ごっこ もその1つ。なるほど。学級文庫の中にあり、手にとって読み始めたら、ハマってしまった。AIロボットが警備を担当する3回目の東京オリンピック。ロボット操作官の主人