日録 11やがてきみが語られるちいさな傷なんて嘘だから人はぎりぎりの間であり切り詰める内側は遠いと静かに木の枝に吊るされて抑揚になる右足首の段差は壊れていくままに膝から下はやや弱まりしぶい顔つきで立ちつづけきみの右肩は重くなり誰かが密かに笑
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