地獄の入り口には道標がないという。困ったことだなと思う。つうのは、地獄というのは辛いところで、人はなるべくならその人生が辛くない方がいいなあと思って行動しており、ここが地獄だってわかっているところをなるべくならば避けて通りたいと考えている。
俺は今、福島のとある温泉街で、貸切温泉に浸かりながら、ビールを飲んでいる。温泉に浸かりながらビール-------幼少時にみたテレビ番組の記憶から、温泉というのは頭に手ぬぐいをおいて、丸盆に乗せたお銚子で酒を飲みながら浸かるものだと思っていた。当時
宇都宮に来ている。今回のジョブは大変そうだからと、同僚の応援という形できてみたものの、3人寄れば政治が始まるとの言葉通り、応援される同僚本人が、形だけついてきた営業と共に変な空気を醸成しだして、なんだか私なぞは別にいなくても良かった体で仕事
かれこれ4年以上気が合わないのに会う友人というのがいる。彼が興味を持つ対象や話す話、態度、ファッション、音楽、本、映画どれもこれも慊らないと感じる。俺だけ感じてんのかなと思うが、とにかく慊らない。俺は懐古的生き方を退屈だと思う。別に若ぶって
世界一親切な男というものがいたとして、彼の親切度を測る手段というものはあるまい。というのは親切の具合の問題で、その具合の良し悪しは親切を享受する側が握っており、供給する側がいかに自分が親切かを説いても受け手がそう感じていなければただのお節介
山形県は米沢市で仕事を終え、東京の住まいに帰って来た私は会社の飲み会に参加するため再び自宅を出た。暑さは若干和らいだが、それにしてもわざわざまた外へと出るなんて。我ながらお人好し。クス。