春というには少し蒸し暑く感じる頃。頬を撫でる風が酷く心地好い。広いグラウンドをのんびりした歩調で歩き続けて、もうどのくらい経っただろうか。自分の直ぐ横を陸上部の生徒が走り抜けて行く。それももう何度目だか数える気もさらさらない。ゆったりと弧
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