☆帰り道に・・・☆ 一緒の連中が帰ろうと言い出す。名残り惜しかったがグラッドストンに別れの挨拶をして、坂道をゲートに向かった。ボブが亡くなって二年半、色褪せて千切れた三色の旗が青空にはためいていた。 走り出したタクシーが何故かすぐ近くの農家
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第三章 みゃー子の恋 その猫が我が家に来た時、あまり痩せているので驚いた。全体が黒く腹や手足が白いその猫は、顔も萎びて小さくて体中にオデキがあり、おまけに三匹の子猫たちの母だった。妻が町の職場で見かけ、初めは四匹だった子猫たちの一匹が
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