百年法 山田宗樹 を読了。六度の核投下により共和国となった、現実とは別の世界線を辿る日本。一般化した不老化技術により、若いまま数十年生きることができるようになっていた。様々な問題を鑑み、生存期限を区切る通称百年法の是非が問われることとなり―
カエアンの聖衣 バリントン・J・ベイリー を読了。宇宙拡散時代。服飾家のベテルはある誘いに乗って惑星カイアへと向かう。狙うのは墜落したカエアンの輸送船。そこにある驚異の衣類を目指して――ワイドスクリーン・バロックの名作です。解説の方の言葉を
真昼の悪魔 遠藤周作 を読了。池に浮かぶ実験用ねずみ、寝たきり老人への点滴ミス。関東女子医大附属病院で奇妙な事件が続く。その背後には良心の痛みを求める孤独な女医の存在があった――医療ミステリとあるけど、自分にはそんなにミステリという感覚はな