読むべき小説とはどんな小説だろう? 一般的には言えない。 読者が読みたいと思う小説を読めばいいのだ。 読者の心を揺さぶり惹きつける小説を選んで読めばいいのだ。 だが、作家を眺めてみるといろいろな作家がいるので、どうやって選んでいいか迷って
詩人で小説家というひともいるが、数は少ないと思う。 村上春樹は、小説家で、エッセイも書き、翻訳もしているが、詩は書いているのだろうか? 彼の小説はファンタジーが多いので、詩的な小説と言ってよいが、詩という形式はとっていないのかな? 村上春
村上春樹のエッセイ「職業としての小説家」はなかなかおもしろく示唆に富んでいる。 実は、わたしと村上春樹は年がきわめて近い。あちらがビッグすぎてわれわれが比較されることはないが、こちらとしては一応、同世代として一方的な関心は持ち続けている。